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1・11(日記 今年はじめの川柳教室と同時代ゲーム)
本当は第一木曜日が川柳教室なのですが、
お正月ということで一週間ずれこんでの今日。
新しい方が二人も増えて、
11人になりました。
いつも二時間で終わらず、
少しオーバーしてしまう川柳教室なのですが、
今日は先生が早口でがんばってくださって笑
時間よりはやくしめることができました。
(でも、新しい方をラインのグループにお誘いするのに手間取ってしまって結局いつもと同じくらいに、、、)
今日の学びは、
形容詞をできるだけ使わない。
(かなしい、うつくしい、ではなく、どんな風なのかを表現する)
古語でも、文語でも、口語でもいいんだけど、
全体のバランス、言いたいことの柔らかさ、硬さ、
そういうことを眺めて、考えて言葉を選ばなくてはいけない。
上の句をいくらかオーバーさせても、
中を8字にしてしまっても、
1番に大事なのは伝えたいこと、というお話。
ある方の句が幸せな二人のことを詠んだものだったのですが、
「ひとの幸せより、悲しみや孤独を詠むほうがいいから、
ここはふたつじゃなく、ひとつにしましょう」
と熱弁を振るわれたのにはびっくりしました笑
その方も、
「みなさんが喜ばれるなら、ひとりにしましょう」
と乗ってくださって。
先生がときどきつよく走りだしてしまうところも含めて楽しい教室です。
(もちろん、幸せな句も大事にしてくださるのですが、
その句の雰囲気がとてもよくて、これならふたりより、ひとりで孤独を抱えている情景のほうが生きる!とテンションが上がったようでした)
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昼過ぎに家に帰り着き、
ドアを閉めた瞬間我が家の猫さまが
「ごはーーーん」
と鳴かれたので、
「はーい、すぐに!」
と返事しながら母の部屋へ。
今日は出かけているので昼ごはんを頼まれていたのでした。
もう15歳くらいの我が家の猫さま。
もともと鼻がわるかったのですが、
最近は耳や目もちょっと衰えているようにかんじます。
近くによって、そっと声をかけたり、
鼻先にご飯をスプーンで持っていってあげたり。
それでも可愛さはいつでも最高です。
お茶を飲んで自分の部屋に戻ると、
ついに、
今年最初に読破しようと決意しておいて一文字も読んでいなかった本を手に取りました。
去年の末に文芸会でいっしょの方に譲っていただいた
大江健三郎さんの『同時代ゲーム』です。
箱が付いていまして、
紙のカバーを外すとなんだかファンキーな表紙が。
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読み始めてまだ10ページほどですが、
面白いくらい何を書いてるのか分からなくて面白いです笑
なんてこった、言葉は分かるのに、何を書いているのか分からない!
何これ、すごい。
と思いながら読んでいます。
500ページほどあるのですが、
350ページくらいまでいったら、
少しは何を書いているのか分かる、、、かも。
と思いながら、少しずつ読んでいこうと思います。
これは再読したときにやっと内容が分かるのかもしれません。
(私のなけなしの読解力、集合して!!)
しばらく読んでいたのですが、
最近人と会うと物凄く眠たくなるのです。
そして今日もまた、抗いがたい眠たさに負け、
結局夕方まで寝てしまいました。
現代川柳の投句会に出す川柳、考えるはずだったのに。
仕方ないので、
またゆっくりお風呂に浸かりながら考えたいと思います。