読書感想文のお手伝いと、私的に素麺みたいだと思っている私の文章のこと
数日前から、家のWi-Fiの機械が壊れてしまい、
携帯で文章を書くのがあまり得意ではないために、
その間noteを書くことできず、
めっちゃストレスを溜めていました笑
もう、修理にきてくださった業者の方、
本当にありがとう、と
ドアの向こうに念を送ってしまいました。
(私は会うことなく、部屋に引きこもっていました、、、)
いくつか書きたいことがあるので、
明日あたりいくつかばばっとあがるかもしれません。
お暇なときにでもお付き合いいただけたらうれしいです。
さて、
まずは今日のことを。
今日は、
昨日書いたのですが
“文芸会の特別版”の『お子様たちの読書感想文手伝います!の会』でした。
(まったくこんな会の名前ではやってません笑
もっとまじめな言葉を冠していましたが、私がきちんと覚えていないので、、、)
私は『ヴィヨンの妻』を選んだお嬢さんのお手伝いでした。
始まる前、
文芸会のIさんと
「これは誰の影響で選んだのだろう」
ということでひと盛り上がりしていました。
だって、『ヴィヨンの妻』ですよ。
私が親だったら、
(うちの子の読解力に不安しかないので、、、)
「これはちょ、、、、っとはやいかな」
と言ってしまうと思います。
図書館関係のお仕事をされているIさんからは
「文豪スレイドックスの影響かも」
という話がでました。
なるほど。
あの作品のおかげで中原中也がめっちゃ借りられていったそう。
すごい影響力。
(私は何度か挑戦し、最高で四話まで見ましたがいつもリタイアしてしまいました。いつかは完走したいアニメの一つです。)
なので、
最初にそのことを聞いたのですが、
意外や意外、
「お母さんが図書館から借りてきた朗読で聞いて、
面白そうだと思って」
との理由でした!
お母さん、よく聞かせてあげましたね!
お母さんが本を読む方のようで、
しっかりと文庫を買ってもらって、
面白かった場面に付箋を付けていたり、
分からない言葉を調べて書いてあったり、
難しい漢字にはフリガナをふってあったり、
読書感想文を書く準備万端に整えて来てくれていて、
これ、わたしいるのかな?
と思いながらはじめました。
本を読むのは好きだし、
作文を書くのは、得意とは言えないけど好き。
彼女の話を聞けば聞くほど
本当に私いる?
と考えていると、
「はじめかたをいっしょに考えてほしい」
と彼女から助け船を頂きました。
学校で何枚書かないといけないという制限はないけれど、
彼女は5枚ほど用紙は用意してきてくれていて、
書いていくうちに二時間で四枚ほどは埋められいました。
私がしたのは、
どんなところに惹かれてこの小説を読んでみようと思ったのかを聞き、
(まさかの主人公のさっちゃんの夫の大谷さんのハチャメチャさに
「何この人!」と面白く思ったそう。まさかこの人に小学四年生の女子が興味を持つとは!罪な男だ、、、)
そのエピソードの紹介にちょっと口を挟み、
送り仮名や少し難しい漢字を書いて見せたり、
句読点をアドバイスしたくらいでした。
まさに親子の年齢差でしたが、
女子トークのように
「大谷さんも変なひとだけど、
こんな人といっしょに居たいと思うさっちゃんも相当へんなひとだよね」
と言い合ったり。
最初の場面の、
大谷さんがお金を盗ったことを問い詰められて逆切れする台詞が、
悪いことしてるって自覚あるのにめちゃくちゃ言う、、、と興味を持った話や、
お金を盗られたお店のおじさん夫婦がさっちゃんにこれまでのことを話す場面で、
大谷さんのことを「魔物」や「化け物」と表しているのに、
その言い方には「嫌っている」という感じを受けないうえに、
彼のことは「先生」と呼んでいるということが、
彼女には不思議で仕方ない、ということを話しながら、
それをどう文章に落としていくのかを話し、
二時間はあっという間に終わってしまいました。
みんなが帰っていくなか、
彼女だけは
「もう少し!」
と鉛筆を動かし、
「この場面のことも書きたい!」と言って、
「じゃあ、こう続けよう」という私の言葉を手早く書き留めたりして、
熱心に読書感想文に取り組んでくれていました。
これがきっかけで文章を書くのも、もっと好きになってくれたらいいな、
なんて思いつつ。
昼食に用意してもらったお弁当を囲みながらの打ち上げ、
みなさんの担当の子供さんの様子を聞きながら、
本当に彼女でよかったな、、、と
物凄く思いました笑
たぶん、この子の担当はできなかったな、という子もいましたし、
保護者力の低さをひしひしと感じた二時間でもありました。
そして私には、
わが家のぼっちゃんたちの読書感想文の手伝いも残っているのでした、、、。
会のおわり、
今日もまた『絵本カフェくうねるん』にてお喋りをするというので、
私もついていくことに。
道順は、6割くらい覚えた、、、かもしれません。
ちょっと調子にのるとたぶんたどり着けない笑
今日は“駄菓子の日”だったので、
大きなテーブルの上にはいろんな駄菓子が並んでいて、
大人の方が懐かしくて思わず店に入ってしまう感じでした。
消費税は入れず、
本当に昔の駄菓子屋のような感覚で買い物ができます。
仕入れは店主のこっこさんの手でされているそうで、
たのしく、かわいく、おもしろく、の駄菓子が並んでいました。
今日はどうしても聞いておきたかったことがありました。
私の中学時代に書いた小説を読みたい、
それも打ち直したりしたものではなく現物を読みたい、
と言ってくださった方が居まして、
その感想を前回の文芸会終わりに聞き逃してしまいまして、
もうさっさと首を切り落としてもらいたい!
と自分から食い気味で
「感想教えてください!」
と言っていました。
私、未だにそうですが、
自分の書く文章って、
素麺のような、水のような、
味のうすい、触感のうすい、
そういうものだと思っています。
この間もそれを言うと
「どこがだ!」
と文芸会のひとたちから反論の嵐でした笑
感想のはじめに、
その人は文章に歌のように、
前奏、Aメロ、Bメロ、サビ、と歌のように波のある文章ならどんなに長くても読めるんだけどね、
という前置きをされまして、
私の文章は「どこもサビ」のようで、
それにふつうの文章をいれることで「サビ」が目立ったり、生きたりするんじゃないかと思う、と。
「前にも言ったんですが、
私の文章って薄味だと思っていて、
だから濃くしなくては!と思ってる全盛期だったんだと思います」
と言ったら、またしても
「いやいやいやいや!」
と「どこが!」と突っ込まれました。
だって、本当に何の特徴もない文章に思えるんですもの。
あんまりに「そんなことない!」と最近言ってもらうので、
「そうなのかも、、、」と少し思うようになってきましたが、
やっぱり薄口だなとは思っています。
このお話、
中性体の海佳と、男である流依の、
双子の愛憎劇やら悲劇やらの物語なのですが、
そのうちパソコンで打ち直そうと思っているので、
いつかお目にかけることがあるかもしれません。
なんてことを書いていたらもう日付が変わりそうです。
今日は恐ろしく暑かったです。
帰り道、
左半分の顔が燃え出すんじゃないかと思いました。
こんなことも、
また書けたらいいなと思います。
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