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東京の朝の7時
動いた分よく眠れました。
夢を見ましが、
淡くて楽しい夢でした。
朝はチェックアウトの9時まで、
ブックホテルの誕生日の日に割り当てられた
東野圭吾さんの『聖なる十字架』を読み、
これが東野圭吾さんか、、、
と面白さと、計算通りに、でも人の感情に無理なく描かれていく物語と、それを少しも引っ掛からせないで読み続けさせる文章の力に、改めて大作家すごい!となりました。
結局読みきれなかったので、
後日続きを読みたいなと思います。
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今日は高円寺で古着屋巡り。
暑い日でしたが、
ちょこちょこ休憩しつつ。
神保町ほどの距離は歩きませんでしたが、
久々に、
そして今までで一番最高額の服をぽんとプレゼントしてもらい、それに合うすごくいい赤のピアスも見つけ、猫のワンピースも手に入れて、小花柄の小紋も千円で、買い物欲が満たされました。
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向かいはお姉さんであります。
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ここで女子高生さんたちがお茶をしていて
とっても店と合っていました。
かわいかったなぁ。
そしてこの『エセルの中庭』では、
このお店とエセルを主人公とした物語の朗読と静かな音楽が交互に流されていて、
耽美な、背徳的な、うつくしい場所でした。
雰囲気だけじゃなく、
お茶も大変おいしかったです!
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(建物的には2階)
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こちらは、『エセルの中庭』の下にありまして、
私語厳禁という喫茶店。
静寂や、
ひとりの濃厚な時間を味わうための喫茶店です。
喫茶店の梯子をしたわけですが、
私はここでいくつか詩を書きました。
自分でも好きな詩です。
あとは本も置いてあって、読めます。
その中の、
谷川俊太郎さんの詩に、
写真で物語をうつした絵本?詩写真集?
のような本『なおみ』が、
お姉さんにお話を聞いていたのですが
実物で見るとかなり意識に吸い付くものでした。
うつくしく、
おそろしく、
はかない。
女の子という時間の区切りを自ら気づいてしまった少女の、まだ尖りきらない顎の線。
そしてラストの『なおみ』がとても素敵でした。
この物語は永遠の輪の中で泳いでいるのではないかな、と思わせてくれる、酔うように濃厚な一冊でした。
読めてよかった!
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スモークチーズと蕎麦茶がすごくおいしかったし、
店主さんはアンニュイでよく似合った声をしていました。
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私が高橋源一郎さんを読んでないと知ると、
一冊お姉さんがプレゼントしてくれました。
心して読みます。
フクロウの置物が窓辺で見送ってくれて、
こちらをでました。
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店主さんを囲むようにカウンターがあって、
お話のぱっきりした店主さんと話してもよし、
一緒に行った人と話しててもよし、
なお店でした。
お姉さんとその夫さんの二人が通われているお店だそう。
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椅子も高いけど座りやすい椅子でした。
その後、
近況などを話して、
お店を後に。
私は昨日知った『お試し品』なら、
高いシャンプーを使える!
(お姉さんにいただきまして、朝ツヤにおどろいました)
と知ったので、ドラックストアに寄って使ってみたかった千円超えのシャンプーとトリートメントを購入。
これもなかなかよかったです。
電車に揺られ、
お姉さんの家の最寄駅まで。
私にはちょい混みくらいの印象でしたが、
お姉さん的には「空いてるほう」と言われて、
えー、となりました。
東京は人が多いけれど、動きはけっこうゆったりとしていて、それなのにすごい勢いで情報は走り回っていて、不思議な街だなぁと思います。
明日の朝ごはんのパンを買い、
タクシーで家の近くまで。
この辺りでもうお姉さんの体力ゲージが、、、
おうちに着くと、
おっとりゆったりのお姉さんの夫さんともお会いでき、一目で「夫さんだ!」と買ったシロクマのクッキーをお渡しできました。
甘いものがお好きな、ほんとうにやさしいくまさんのようなお人です。
そして夜はぎりぎりまで本を読み、
こんなにやさしい色の夢は久しぶりだというくらい淡い色の広がる夢を見ました。
そんな2日目の夜でした。
わぁ、もうラストです。