いちごが好きだったことを思いだした
小さなころのことで、
いい思い出だと思って思い出せることのひとつに、
家族が私に苺をくれていたことがあります。
子供って苺好きですよね。
なんでなのか。
あの赤くて、ころっとしたかたちが可愛くて好きなのか。
それとも練乳の魅力に負けるのか。
はたまたケーキの白さとの対比にやられるのか。
ひとり年の離れた私に、
祖母や母は苺を分けてくれていました。
父方の祖母と祖父は、
私が苺を好きだと言えば、
行くときは必ずひとパックの苺を冷蔵庫で冷やしていてくれました。
そんなに食べさせてもらっておいて、
なんてこったと思いますが、
私、たぶんそこまで好きではなかったのです。
苺のこと。
でも、
「これ好き?」
と聞かれて、
たいていのものを首を横に振ってきた私は、
“食べられる”イコール“好き”と言っていいと思ったんでしょうね。
事実いやいや食べていたわけではありませんし。
でも本当は梨と西瓜と林檎が好きです笑
そんな私の息子たちは、
二人とも苺が好きです。
同じ轍を踏んでいないかと、いつも食べたい果物を聞いてみるのですが、
苺はいつも最初に言うのできっと本当に好きなんでしょう。
なのでケーキを買う時は苺を増量でお願いしたりします。
その上で、みんなでケーキを食べている時は
彼らに苺が贈呈されます。
そのため大人組のケーキは真っ白になることが多いです笑
さて、最近お友達になった(と、私は勝手に思っています)文芸会仲間のカイさんが、知り合いの方のお店を手伝っているというのを聞きました。
そのお店は、苺をたっぷりひとパック500円で売っているのだとか、、、
それも近くだと聞き、
それは是非買いに行かなくては!
と考えていました。
私、行き慣れていない場所に行くには気持ちの準備が要るタイプなんです。
そしてそれは唐突にできたりもするのです。
それが昨日でした笑
もうひとつ、
文芸会で作る冊子のために、
自分の書いたもののデータを送らなければいけなかったのですが、
やり方が分からず、
もうメモリーごと託そう、と思った結果、お店を訪ねる気持ちが固まったのでした。
住宅街の中に、ぽつんとある小さなお店。
中に入ると、
シンプルな棚の上に美味しそうな苺ば並んでいました。
それだけでなく、タルトやハチミツ、お米などもあったり、
はたまたもう片側の壁には本棚があり、
そこには本がたくさん並んでいて、
テーブル席があるのですがそこでその本を読むこともできるのです。
かわいい絵ハガキが飾られていたり、
ZINEを置いていたり。
今もまだ固まらずに、
いろんなことをしていこう!というお店の雰囲気が感じられました。
店主さんとも少しお話ができたのですが、
とっても素敵なひとでした。
今度はコーヒーを飲みに行きたいと思っています。
これからが楽しみでいっぱいのお店。
店主さんとお話しながら、
最初に書いたようなことをことを思いだしました。
あんなお店が出来るって、すごい。
ちょこちょこお邪魔しながら、
どんどん素敵になっていくお店を見ていたいなぁと思います。
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