「わたしの肌を織る」と「あなたの肌を描く」の解説のような
意図せず、
二つがなんだか繋がっているような、
ゆるく映し合う鏡のような相手のような詩になっているな、
と思い、いっしょに載せてみようかな、と。
「わたしの肌」のほうは、
「嘘」というお題に対して書いた詩でした。
嘘だと分かっていても、
分かった後でも、
あなたのくれた言葉は私に魔法をかけてくれていて、
それは本物なのだと言いたかった詩です。
「本物」を「ほんもの」と書いたのは、
きっちりとした、計ったような嘘つきでも正直者でもないひとだということを伝えられたらなと。
もう一つの詩は、
「わたしの肌」を書いてそのまま書いていたのですが、
ちょっと途切れて、
ペンを置いていたのですが、
どうしてももったいなくて続きをかきながら打った詩です。
最後の「光に飢えることを知らない色」という言葉が、
自分でも気にいっています。