「噛み痕」の解説のようなもの
「噛みついた手に
汚い歯型がうかぶ
染みのような痛さ
ぼんやりとしているから
振り払えないまま」
よく死にたくなると手を切っていました。
最近「手を切りたくなったら氷を握るといいよ」と
教えてもらったのだけど、
間に合わない時は腕に噛みつくようにしていて、
そういう感情の嵐のときのこと。
「あなたがいたら
いったい何がどう変わっているというのか
いつでも助けてくれるわけじゃない
厳しいことを言う人だ
だけど思いもしない優しさは吐かない」
はい。
今日も今日とて、会いたいとも言えない会いたいひとな“あなた”です。
会いたい人にはできるだけ会いたいものです。
“あなた”の厳しいところは、本当に厳しくて、
怖いことさえありました。
それなのにやさしい時の落差に、
えーーーって、なりました。
一番に自分に厳しいひとで、
もっと自分にやさしくしてください!
と何度お願いしたことか。
「ただ顔がみたい
口をきいてくれなくてもいい
笑う必要もない
あなたがいる風景が
見たくて仕方ない」
本当に、
あなたにもしかしたら会えるんじゃないかと、
未だに時々考えては、
寂しさをどうにかする日々ですよ。
あなたがいる風景が、
見たくて仕方ない。
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