私の詩の中の“あなた”について
私の詩を読んでくださっている方で、
なんとなく好きだけど、
もう少し何を書いているのか知りたい、
という方に。
もしかしたらこのnoteから私の詩に興味を持ってくれる方もいるかもしれないですね。
そんな方も大歓迎です。
昨日あげましたnoteにも書いたのですが、
私の詩はどうやらちょっと表現が独特だよ、と
でもそれを推し進めて行っても欲しいっても思っているよ、
だけど、
もっと読み方が分かったらそれは嬉しいしよ、
というお話をいつも読んでくれている友人としました。
なるほどな、
と思ったので昨日は“そのままの詩”と
“もう少し付け足した詩”というのを載せてみました。
そこで「先にこっち読んじゃった、、、」
という方もいて、そっかいつもの感じで読むと
「??」となるよな、と反省しました。
今日は文芸会(文章を書いて、みんなで合評してもっと楽しく上手くなりましょう!な会)だったのですが、
そこで、はじめて詩を読みました。
想像はしていましたが、
小説を発表した時よりもさらに皆さんが困惑?
というのか
「この読み方であってる??」
と考えてくださっているのが分かりました。
今回は代表の方の提案で
「これはいったいどういうことを詩にしているのか」
を話すことに。
二つの詩を発表し、
二つの説明?前提?をお話しました。
すると昨日の友人とのラインのときのように
「あ!そういうことなのか!
そうやって聞いてからだと詩が全く違って読める!」
と恐らく全員の方に頷いてもらえました。
それと同時に
「でもこうやって“何を書いたの?”と説明するのってとしさん的には嬉しくないよね」
という言葉も。
その言葉を聞いて、
また発見でしたが、
私は全くそれは気にならないタイプの人間のようです。
どちらかというと、
私はあまり聞かないで読みたい人間(考えつくして、
それこそ作者の意図さえ一視点くらいの気持ちで
聞けるようになってからなら聞きたい)なので、
作者の言葉なんて邪魔かなと考えていました。
なので、
私の書いている視点をもう少ししりたいよ、
という方に向けて、
ちょっと前提条件のようなものを書いておこうと思いました。
これを知っているとちょっと分かりやすいよ!みたいな。
そして昨日の詩みたいに書き直すのじゃなくて、
この表現はこういう気持ちです、
みたいなのを書いてみようかな、と。
(いいねしてくださった方ありがとうございます)
もし、「この詩のここってどういうこと?」
と知りたい表現などがあればお気軽にコメントしてください、
と思います。
コメントじゃなくても、X(で、いいんですよね?)のDMとかで話しかけて下さっても大丈夫です!
(不慣れで気付くの遅くなったらすみません、、、)
と、いうことで私の詩について。
私の詩は、
基本的に今まで亡くしてきた“あなた”へ向けて書いています。
全部じゃないです。
生きてる人に向かって書いているときも、
ごくたまにあります笑
でも大体のとき、
私の指す“あなた”は、
もうこの世に肉体はもたないひとに向けて書いています。
もう、ひとりごとに近いくらいの、
ただただ“あなたがいなくて寂しい”ということを書いています。
“あなた”はひとりではなく、
その誰に向けたものかもふわっと書いています。
きっと本人が読んでも
「え?これ私に言ってたの??」
となるかもしれません笑
恋愛の詩を書いているつもりはないのですが、
私の愛情が重たすぎてそう感じるかもしれません。
そう読んでもらっても全く構いません。
というか、呼び方がどうであれ、
あいしていたのは確かだなと思っています。
詩を書く時、
私のイメージは
心の中の感情になりきらない、
名前をまだ決めかねているものを取り出すような感じです。
昨日のラインでの会話でも使った表現なのですが、
“空白があって、そこにあうように一番隙間なく埋めれる言葉を手掴みで嵌め込んでいくようなこと”が詩を書くことだと思います。
書いておかないと中が大変なことになります。
ぐちゃぐちゃの大混乱になります。
パンクします。
そうならないために書いている、
とてつもなく個人的なものが、私の詩です。
それが誰かの気持ちに奇跡的にぱちっとはまったり、
なんとなく好きだな、と思ってもらえたらいいな、
と思って載せています。
なので“伝えたい!!”というものではないのかもしれません。
それでも読んでもらえたら嬉しいです。
私は、
いつまでも甘ったれに“あなた”が生きていたらよかったなぁと思っています。
今、私が幸せな瞬間、きれいなものをみて、やさしいものに触れて、
素敵なひとに会って、なんて最高なんだ!と浮き上がる瞬間、
どうしてここにあなたがいないんだ、と思います。
幸せが増えれば増えるほど、
あなたを呼んでしまいます。
もう何年も昔、
それこそ何十年も昔に別れてしまった“あなた”もいます。
その“あなた”を
私は今でも過去形にできません。
あなたに贈りたいものを書いていたい。
あなたがここに居られる影を作りたい。
そんな気持ちが書いている理由のひとつです。
こんなこと知らなくても、
なんとなく読んでくれているだけでも十分なのですが、
ちょっと二日続けて「分かりたい」と言われる経験をして、
そして「分かったらこんな感じ方が違う」と言われて、
書いてみました。
どうでしょう?
すこしだけ読みやすくなっていたらいいのですが、、、
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