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スカンク

こんにちは。

みなさん、スカンクの夢って見たことありますか?

私は二回あります。
そもそも、スカンクという動物の姿を日常で目にしたり、
思い描くことじたいが少ないのではないかと思います。

その日の私の夢は、
通販で買ったものが届いたところから覚えています。

ただの段ボール箱を、何の気なしに開けてみると、
その中には透明のビニール袋に入ったスカンクが!!

夢の中でしたが、
「なんでやねん」
と思いました。

どうやらその商品は、この生きたスカンクを自分で息の根を止めて、
その上で毛皮を作れますよ!という商品でした。
(いろんなものにばっちり触りそうな商品ですよね)

どういう商品なのかは分かったのですが、
いやスカンクの息の根を止めるのも嫌だし、
そもそも毛皮いらないし!!
ということで、返品をすることに決めました。
商品の会社に連絡して、
返品の手続きを済ませたところで、目が覚めたのでした。

なんて夢だ、、、
と思い、いつものようにネットで夢占いをしてみました。

スカンクの出てくる夢。
それは災いを意味しているそうです。

スカンクは見た目の可愛さと反して、
強い悪臭を出すため厄介な存在でもあります。
内側で蓄積された負の感情が爆発しそうになっている可能性があるそう。
何かの災いが起こるかもしれないと、警告しているとのこと。

え~
久しぶりにみる警告夢だ、、、

と残念に思っていると、
占いには続きがありました。

スカンクに対してどんな対応をとったか、
またはスカンクからの行動があったのかで
夢の意味は変化します。

私のみた夢占いのページには、
• スカンクのにおいをかいだ夢
• スカンクに嫌われている夢
• スカンクのにおいがなかなかとれなくて困る夢
• スカンクのにおいが自分だけ臭くない夢

などがありました。
そのなかで私の返品というのが一番近いのが
• スカンクを逃がす夢
かなと。

それは、悪いことが起こるが、きちんと対処すれば解決する、
というものなのだとか。

いや、でもやっぱり何か起こるのは起こるのか、、、
と思いながら、もう一度眠ると
なんとさっきの夢の続きを見ました。

夢の中の私は、返品処理はしたものの、
今現在袋の中で動き回るスカンクはこの後どうなるんだろうと考えはじめます。
もしかして、処分されたちするのだろうか。
それはちょっと嫌だな、と思った私は、
袋からスカンクを出し、外に逃がしてやりました。
(現実でやったらこれはこれでよくないことなのですが、
夢なので)
スカンクは不思議そうな顔をして、二度ほど振り向きましたがやがて見えなくなりました。

そして二度目の目覚めを迎えました。

さて、この悪いこと、というのか面倒なことはすぐに起こりました。

私は家族の分の昼食を準備し終え、さて片づけをと思っていた時でした。
私のそばに母がやってきまして、
突然
「あのね、お母さん、この間占ってもらった時に、
今放置している田舎の家を建て直したらいい家が建つって言われたの。
だから、おばちゃんの家を売ったお金で田舎の家を建て替えるわ」
と言い出しました。

ちょっと何を言っているんだろうな、と思ったのが正直な感想でした。

ここまでの経緯なのですが、
母は、
今は老人ホームに入っている親戚のおばちゃんの遺産を
相続する予定です。
おばちゃんは、10年前に家を新築したばかりでした。
その家にはもう帰ることはできないから、
家の価値が落ちていく前に売るなり、貸すなりした方がいい、
ということを私と夫は何度か話していました。
でも母はそれを渋っていました。
けれど、私が解雇されたことで家の経営状態が一変しました。
私が今までのように働けないなら、
この家(去年建てたばかり)を維持はできないから、売ってローンだけでもなくして、もっと安く生活ができる場所に引っ越そう。
そういう話をしていました。
それに待ったをかけたのが母でした。
母は、家のローン分は出すなら、ここで生活できるんじゃないかと言いました。
そりゃ、家のローン分が浮くなら、なんとかなるかもしれない、と
私たちはここで暮らしていくことを決めました。
そして失業保険をもらい始めたとき、
私は母に
「お金入れてもらえる?」
と聞くと、母は
「ああ、それはおばちゃんの家が売れるか、貸せるかしてからよ」
と言い出しました。
それはいつなの?
と思いつつ、私は母とおばちゃんの家に行っては要らないものをゴミ袋につめ、その地区では一家族二つまでしかゴミが出せないということで車に20個近くのごみ袋を詰め込んでかえっていました。
家具も処分しなくてはいけないし、母は膝がいたいとなかなか動けないしで、いったいいつになったらお金を入れてもらえるんだろう、と
思っていたところにでた、母の言葉でした。
(注釈が長くてすみません)

「え?田舎に家を建てるの?」
「そう」
「この家に入れてくれるって言ったお金は?」
「それは別の話でしょ?」
いやいや、あなたが私におばちゃんの家のことが片付かないとお金入れられないと言ったんじゃないか、、、

そもそも、この家を建てる時だって、話は二転三転したのです。
金利がどうしたってかかるのだから、おばちゃんのお金を借りて一括で払ってしまって、おばちゃんに返す代わりにお母さんに返していったらいいと言っていたのに、不動産屋さんが現金を残しておいた方がいいというのを聞いて、それが一変したのでした。
何甘いことを、計画性が無さすぎる、と言われそうですが、
何度も話し合いをしたうえで、この家を建てる建てない、いっしょに住む住まないを決めてきたのに、しばらくすると、そんなことは言ってない、
聞いてない、知らないと言い張り、どんなに大きなことでも翻す人なのです。

もうこの時点で頭が痛いなと思いながら、
夫も「またか」と不機嫌になりながら、
母が「ここではっきりと話をしておきたい」という言葉に話し合いの席につきました。

二時間くらい、話し合いをしました。
母は、田舎の家を建て替えて何をしたいのかをまず聞くと、
それは関係ないというから、
説得してそれを聞きだした。
「あの家は、アパートなりお店なりの、お金になるものを建てる」
どうも占いで何か言ってもらったのか、
解釈を斜め読みしているのか、
すごい自信で建てるものが利益になると信じている様子だった。
母がいう田舎の家という場所は、今は過疎が進み、子供がどんどん減っていっている場所です。
家も、大きな道路から中に引っ込んでいるところに建っているし、
駅は近いけれど、無人駅です。
それはアパートを建てて借りる人はいるのか調べたの?と聞くと、
それはまだだそう。
ただ今は母の中で夢が膨らんでいる時間なのだと思った。
母は、あれだけ家にお金を入れるのはおばちゃんの家をどうにかしてからだと言っていたのに、今でもお金を入れるあてはあるといいだしました。
それもおばちゃんのお金のなのですが、、、

結局、家のお金は五年を期限に一年分を一括で払ってくれることになりました。
田舎の家をどうするかは、必ず私たちにも相談をしてくれるようにも頼みました。
(これは守ってもらえない可能性が高いですが、、)

これがスカンクの夢の警告だったのか、、、と
夕方を前にぐったりした日曜日でした。

スカンクの出てくる夢をみたら、
どうぞお気を付けください!

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