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小4の彼は幸せに学校の無い時間を生きる

わが家にはボンレスハムのような体形の、
菅田将暉に似ている笑次男が居ます。
とってもかわいい。

彼は、
それはそれは面倒くさがりです。
起きるのも、面倒。
着替えるのも面倒。
それでもつい少し前まではなんとか学校に行っていました。

でも、お互いに疲れ果て、
もういっか、
となったのです。

それはこの間のギャラリー喫茶あいうゑむさんでのできごとが最後の背中を押したのは確かですが、
正直なんで学校行かないといけないのか、
と私がずっと考えていたところだったので、
もうがちっときたこの瞬間から、
次男に学校に行くことを強制することを止めました。

それから二週間ほど。
次男はといいますと、
とっても元気で生きています。

朝は起きなさい、ご飯作ってるんだから!
とだけ約束させているので起きてくるのですが、
それを食べるとまた眠りにいき、
昼に起きて来てはご飯を食べ、
昼からはテラリアというゲームをしながら携帯でYouTubeを見ています。

ただ手伝いをよくするようになりました。
してほしいことを伝えたものは、
すぐ動くようになりました。
顔色がいつもピンク色になりました。
結果、今のところ良かったな、と思っています。

さてここからどうするのか。
という話ですが、
四年生が終わるまでは放っておこうと思っています。

五年生になっていくようになるか、
行かないならば出席日数をどうするか、
一日のどこかで勉強をする時間を二人で作るか、
フリースクールに行ってみるか、
ちょっとずつ動いてみようかなーと思っています。
あげたものは全部、やってみてもいいな、くらいのことです。
結局彼がどうしたいかを考えていきたいかな、と思っています。

私自身、中学の二年から不登校。
図書館にいくのを出席日数に数えてもらって卒業しました。
先生たちに
「この子を働かせないでください。
学校に行くのも無理です」
と説得をしてもらっての今です。

働いていた時間を無駄だったとは思いませんが、
辞めたことで私は元の私につよく戻ったように感じています。

意外に心は幼さの中でしっかりと形成されているものだと思います。
私自身が三才の頃の理想の私になっていると感じている今ですから。

次男が私と同じかは分かりませんし、
これは親としてもっと考えなくてはいけないことなのかもしれないけれど、
私が親になってしまった時点でこの流れは揺れ始めていたのです。
諦めて、次男。

かわりに長男が心配してくれています笑

それを「うんうん」と聞きながら、
「君は君、次男は次男なんだよ。
まったり行こう」
と言ってみたりしています。

次男と画家のよし栄さんが会うことがあったら楽しいかもな、
とか、
一度だけ書いてくれた詩をもっと書いてみてくれたらいいな、
とか、
そんなことも考えています。

不登校って、不の字が入っていてなんか不幸そうですよね。
この文字が変わればいいなぁ、なんて考えています。
学校が義務なら、休暇とか、別部署を思案中とか。

彼が完全に不安から解き放たれている今は、
その今を大切にしてあげたいと思っています。

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