
紗典ちゃんのお家での様子
紗典ちゃんが退院して三日目。
月曜日。
紗典ちゃんは元気に遊ぶようになりました。
「お世話係~」
と呼んでは、羽のついた竿を振り回させています。
入院という間に彼の中に気持ちの変化があったのか、
それでも迎えに来た私を評価してくれたのか、
退院してから私への当たりがよりやわらかくなりました。
そして何故かより母へのあたりが(怯えが?)強くなりました。
なんでだろう。
紗典ちゃんの面会に向かうとき、
私はこんなに喜びに満ちて自転車を漕いだことがあっただろうか。
と考えていました。
こんなにも会いたいと切望して、
会えることに希望を湧きたたせながら走ったことが。
まるで初恋のように、胸が鳴りました。
そして帰って来た時の、
全てが元通りになったリビングの安定感。
安心感。
幸福の名はここに冠された!
くらいの思いでした。
昨日の町屋tentofuさんからの帰りも、
帰ったら紗典ちゃんがいるわ、という喜びがありました。
一人暮らしのひとが、
ぬくもりが待っていてくれるということへの感動ってこういうのなんだろうか。
これは猫に依存してもしかたないなぁ。
もうすでにもふもふの無い生活など考えられない私は、
十分に猫依存に入っているのかもしれません。