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逃したお話の種の帰巣本能を考える

みなさんは、
お話を思いついたときどうしますか。

私は何かに書きつけておかないと、
大体忘れてしまいます。

ついこの間、
面白いお誘いを頂きました。
地域で創作活動をしている人たちの作品をまとめて、
月に一冊電子文芸誌を出していこう、という試みを始めるので、
毎月一作1600文字を上限に作品を書きませんか?
というお誘いです。
なんて楽しそう。

今参加している「文芸会」だって、毎月締め切りがあって、
それまでに作品を書き上げるというのがあるのですが、
でもこちらは最悪どうしても書けなかったとしても何とかなるんですよね。
でもこちらはそういうわけにはいかない、のじゃないかな、と思ってます笑
ちょっと締め切り気分が味わえるな、なんて思っています。

その「電子文芸誌」は1600文字しか書けないので、
小説を書くとなるとかなり短いものになるのですが、
私はすぐにあれこれ書きたくなって、
短く書いたつもりで2200文字になってました笑
それを削り削って1600文字にして、
この間第一回目を送らせてもらいました。
どんなふうに読まれるだろうかとどきどきでしたが、
けっこう褒めて頂けて、ほっとした次第です。

(このことに関しては、もう少しどこまでどんなふうに書いてもいいのか分かったら、こちらにもお知らせしたいと思います)

さて、今月が終わっても、
来月がやってくるわけで、
私は短いお話をふわっとイメージして落ちてくるのを待っていました。
なんとなく、
一作目が女性二人がでてくるお話だったので、
女性二人を中心にお話が作りあがるものにしていきたいかもしれない、、、
と思ってたら、ぶわっとひとつお話がふきこんできたのです。
「あ!来た来た!」
と、急いでメモをしようと思ったのですが、
残念なことに、
それは仕事中で、
運悪くお客様に声を掛けられてしまったのでした。
、、、ああ。

今日もしっかり働いてきて、
晩御飯は何故か母が張り切って加古川の名物らしい「カツメシ」をつくっていて、揚がったカツを切る役をしたのですが、
のぼってくる肉のにおいに思わず座り込んでしまいました。
あたりに満ちる肉のにおい。
これはたまらん、と先にお風呂に入ることに。
そして顔を洗いながら、
そういえば今日何かお話を思いついたんだった、、、と思い出したのでした。

①女性が二人でてくる
②女性二人は家族ではない
③なんとなく、語り部の女性の方が年下で、もう一人はけっこう年上
④今の職場にいたから知ることができたことを入れよう、と思った

ところまでは思い出したんです。
でも、ここまででした。
なんのこっちゃです。

ああ、あのお話は、他のひとのもとへ行っちゃったんでしょうか。
ぐるっとちょっと泳いだら、
また私のところまで帰ってきたりはしないでしょうか。
お話の種にも帰巣本能があったなら、、、

そんなことを考えながらの夜でした。

明日もしも思い出せたら、絶対メモとるぞ!

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