宿題が終わるまでのRTA
今日、
ついに我が家の少年たちの携帯を封じることとなりました。
理由は勿論、
私には無縁だった、
夏休みの宿題問題の解決のためです。
私は夏休みの初日に言ったのです。
「君たち、
宿題はどうやっていくつもりだい?」
と。
彼らは言いました。
「僕は朝ご飯を食べたらやる。
六年生のときに痛い目をみたから、
必ず少しずつ、確実に、やっていくよ」
これは長男。
そして次男は、
「僕は昼ごはん食べてからしようかな。
毎日やったら楽勝だよ!」
と。
私は言いました。
「分かった。
母は君たちにけして“宿題してる?”と聞かないから、
君達の采配でやっていってくれ」
そしてもう夏休みは半分を終えようとしています。
正確に言えば、
私は言うつもりはなかったのです。
「ねぇ、宿題大丈夫かなぁ」
と言ったのは、
夫ことじろうさんこと大きくてやさしいクマさんでした。
「えー、全然大丈夫じゃないよ。
ひとっつも終わってないよ。
長男くんが机に向かってたの最初だけで、
たまに思い出したようにちょびっとしてるけど、
ちっとも終わってる様子はないよ。
真っ白に一滴の灰色よ」
次男は言わずもがな。
「そうだよね」
がっかりして、心配するクマなじろうさん。
じろうさんを心配させるのはよろしくないなぁ、と、
やっと母である私は重た過ぎる腰を上げたのでした。
次男は宿題が終わるまで携帯、ゲームを没収。
長男は、友人とのやり取りや、
撮り鉄のための時刻表を見るということを携帯がないとできなくなるので、
その機能プラス、遠出したときの連絡のためにも、
没収はしないけれど、
上の用途を離れたことをするのは禁止、
となりました。
宿題なんて、
やってもやらなくても、
自分にしか見返りはないのだから、
好きにしたらいいじゃない。
という私は、
どうにも呑気な母なようです。
それにしても、
相変わらずやさしいダディだなぁ、
とじろうさんに感心した日でした。
宿題をしない子を持つ皆様、
ご苦労様です。
本当、宿題無くしてほしいですよね。
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