「かなしくてかわいい」の解説のような
久しぶりに意味がよく通らない詩を書いたのかもしれない。
と思います。
かなしい、と、かわいい、が近しいというのは
なんだか好きな関係だと思ってしまう。
庇護したい、
庇いたい、
守りたい、
だから可愛い。
その関係性が腹立たしい時もあるし、
そこに埋もれていてほしいと思うときもある。
それとは関係なく、
なんとなく「か」の文字で言葉を連ねていきたいなぁと思って、
「か」を並べだしたら
「かわいい」と「かなしい」だった、
という。
【かわいくて
かなしい
かろやかに
かしいでいく
かすかにも
風にそって
かさね かさねて
かぐわしくなる
かなしくて
かわいい】
意味が分かりそうで分からない詩が好きなので、
時々こういうのが書きたくなります。
かわいい、と、かなしいを並べてぐるりと周りを回りたかった詩です。