桜を見る 遠出編
近くでも桜を見る場所はいくつもあります。
仕事に行く途中。
ちょっと足を反対にむければ小学校の、住宅街の中の公園の。
ほんの数十歩で神社にも桜はあります。
だけど家のそばではない場所で、桜を見たいと思います。
ちょうどじろうさん(夫)が帰ってきていて、
子どもたちも遊びに行く予定がなかったので、
唐揚げや卵焼き(じろうさん作)とおにぎり(私作)を持って
少し遠くに花見に行くことにしました。
車でしばらく。
明石のサービスエリアそばの(直通で公園にも入れます。それが正解の入り口のひとつであるのかは分かりませんが、、、)石ケ谷公園に到着。
アスレチックがあり、
馬に乗れたり、
大きな広場があったり、
梅の林なんかもあったり、
ハーブがたくさん植えてある場所があったり(ここはしっかり万全の状態の時に出くわしたことがないのですが)、
なかなか盛りだくさんな公園です。
人気な公園なので、人も多く、駐車場は広いのですがほぼいっぱいでした。
端っこに停め、本当は外で食べようかと思っていたのですが、
あまりの人の多さに負けて車の中でお弁当は食べました笑
そこからは私のひとり散策と、
子供たちとじろうさんのアスレチックで遊ぶ組に分かれました。
いい天気でした。
いつもこの公園に来るときは、
寒すぎたり、暑すぎたりして、
「もっと季節を考えてこようね」
と言い合っていたのですが、
ついにその時に来られたようです。
次男はアスレチック遊具が大好きなのですが、
なかなかそれがある公園が近くにはないので、
この公園に来るのを熱望していたそう。
息の続く限り遊びまわったそうです。
最近お腹にお肉がついてきていた次男なので、
また外遊びに目覚めてくれたらいいのに、、、と思っています。
長男は、、、諦めています笑
詩をどこかに座って書きたかったのですが、
二時間ほどをひたすら公園の中を歩き続けて終えました。
緑の深い、影に埋もれるようなベンチを見つけたのですが、
そこに座るとどうしても目をつむってしまい、
その場の空気に自分が溶かされていきました。
おかげで体の中が新鮮な状態になっていると思います。
桜の詩は、
そのうち内側に桜が降り積もったら書くのだろうと思い、
今日は帰りました。
桜って、近くで見るとちっとも薄桃色なんかではないし、
何の匂いもしないのに、
離れてみると全体がぼんやり発光するように浅い桃色に見えて、
何故かその揺れる様子に甘さを覚えるのは何故なんでしょうね。
毎年桜を見るたびに、
魔法を見ているように感じます。
いや、世界中の生き物の生命活動自体が全て魔法に言い換えられるような
不可思議なものであるのかもしれませんが。
その中で群を抜いて幻想的な、魔法に感じるのです。
人が多く、
それぞれに楽しそうに声をあげているのに、
桜の下にいると全てがとおい気がしました。
今年も無事お花見ができて、
とても満足です。
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