「究極のセールスレター」を読んで思った、感想。
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あきとらです!
いつもありがとうございます。
今回読んだ本はダン・S・ケネディさんの「究極のセールスレター」です。
この本は、全米中のダイレクト・マーケティングに関わる専門家が必ずと言っていいほど、参考にするバイブル本だそうです。
著書であるダン・ケネディは、米国のダイレクト・マーケティング界のグルと呼ばれている人物です。
そんな方が書いた本を「日本一のマーケター」と呼ばれる神田昌典さんが翻訳した一冊です。
神田さんはいろいろな本を出されているのでも読んでみてください。
僕もつい最近読みました。
参考になったこと
一章から参考になりました。最初は主に書くことへの考え方を紹介しています。特に「文章は書けば書くほど簡単になる」が当たり前だけどそうだよなって納得しました。
見ているだけではなく、手を動かす大切さに気がつきましたね。
2章以降は書くことから届けるまでをステップで紹介されています。
その中で僕が改めて勉強になったのが以下。
売り込みたい相手のことを知っていなければ、売ることはできない。
つまり相手のニーズや状況を踏まえて文章を書く必要があるということです。色々なところで聞くターゲティングはまさにこれ。
ここがしっかりとしていないと売れないよってことを伝えています。
そしてその人に自分の商品を届けるために良さや悪いところを理解して伝える必要がある。
そのために商品を理解しましょう。ってことが書かれています。
いろいろな本やポストに書いてある基本ですが、そういったところを外さないので改めて勉強になると思いました。
古き良き、基本に忠実な教科書がこの本だと感じました。
この1冊があればセールスライティングの考え方や細かいところは知れると思います。
デメリット
古き良きと自分で言っていますが、現代に使えるステップは限られること。Webならなおさらって感じがしました。
「究極のセールスレター」は1980年代の事例も出てきます。当然、当時はインターネットが全員に普及していない時代なのでネットに特化した文章は書いていません。
セールスレターの書き方は全部で28ステップで基本アナログです。
「印刷する」とか「発送する」という手順が入っていたのは驚きました。
こうした時代背景やアメリカと日本の文化の違いから見本にならないものもあります。
ケネディさんはかなりの権威性があるので、一読しておいて損はない本だとは思いますけどね。
もう一つ気になったのが書く型を紹介していないから分かりずらかった。
「PASONAの法則」みたいなテンプレートがあると分かりやすく理解できるのになぁと思いましたね。そっちの方が実践しやすいかと。
最後に
ダン・S・ケネディさんの「究極のセールスレター」について書いてきました。
セールスライティングの基礎が学べたのは良かったです。このステップの通りに読んでいけば、書き方や考え方を学べます。
セールスライティングを学びたいなら読んでおいて損はないと思います。
でも、古い!
かなり古い事例が多いのでそこはマイナスですね。
あと個人的に文字が小さくて読みずらい。
文字の大きさや文字数が僕には合わない感じでしたね。
それでも学ぶことはあると思うので、誰かに何かを売ろうと思っている人の手助けになる本だと思います。
セールスライティングを身につけたいと考えているは、読んでみてはいかがでしょうか。