見出し画像

夏らしい写真

晴れてないと夏っぽい写真て撮れませんか?

と聞かれて、そんなことはないけど
コントラスト強い写真撮ると夏っぽいよね。
と返しました。

夏のイメージを盛り込めば冬に撮っても夏っぽくなっちゃいます。
それって前回も書いた、経験や環境による積み重ねであり、

夏は暑い

これでもう夏っぽくなります笑

具体的に言うと。

日射しが強いのでコントラストがはっきりした陰影がつく。
夏は暑いので半袖など、薄着になる
よく言われる「青い海、白い雲」これも夏の特徴です。
最近は入道雲などと悠長なことは言ってられず積乱雲はゲリラ豪雨の前兆なので
危険な気象状況になってしまいましたが。

俳句の季語みたいなもので、季節のものを何か入れれば季節感出ちゃいます。

日本は風物詩がたくさん情緒たくさんなので入れたくなくても入ってしまうかも。
仮に冬にお祭りにいってスナップを撮ったとしても、屋台だけ写せば
夏だと捉えられるかも。そこに例えばコート姿の人たちが写っていれば
あれ?夏じゃない?って思うかも。
イルミネーションを夏にやっていても冬と思われるかもしれませんね。
先入観。

マーケティングのことは分かりませんが
夏の方が気温も湿度も高いために
塵芥が空中に舞う量や空気中の水分量、
太陽との距離が違うので靄って実際に空の色(見え方)違います。

ついでに。色は波長なので太陽が高いときは青く、低くなると青の波長は大気の塵に遮られ反射して散ってしまい、赤外線が散らずに残るので空が赤くなり、
夕焼けは赤い、、、など。

カラオケ行くと防音の室内から低音だけ漏れますよね。高音は周波数が高く振動数が大きいので減衰が早く 低音は振動が少ない分遠くまで届きます。
花火も遠くで上がっていると低音だけ響きますよね。
理屈は似て非なるものなのですが例えとしては使いやすいです、例えとしては。

と言うことで
夏のもやっとした蒸し暑い空気感、薄着の人々、なんでも盛り込めば夏は演出できます。

雨の背景でも風鈴撮れば夏!!その雨で連想する雨は冷たくないはずです。
そしてホワイトバランスッ色温度ッ。今回説明は省きますがカメラ始めようとすると
名前くらいは聞いたことあると思います。
青寄りなら朝。黄色寄りなら夕暮れぽくなります。理由は上に書いた通り、
朝は太陽が遠くないので波長が短い青がたくさん降り注いできます。
(朝焼けはまだ太陽が遠いので夕焼けのようにオレンジ、でもすぐに青みがかってきます)

↑ホワイトバランス青くした場合と ↓黄色寄り

晴れても雨でも。夏を探しに行こう〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?