【朝渋ログ】『リモートワークをうまくやるたった1つのコツ』(石倉秀明さん)
※朝渋での学びのツイートをこちらにアーカイブしておくことにしました。
メモは紙かスマホ、PCのメモ帳のいずれかでとり、それらをツイートとして編集・転記するようにしています…が、
如何せん遡りづらい。笑
自分の学びのためでもあり、このnoteを読んでくれている方のインスピレーションのためにも頑張ってまとめていこうと思います!(いえい)
1. 安心して任せられるか否か。
「当たり前のように日々行っている業務をきちんとできる人が評価される」
とおっしゃっていました。
そりゃそうですよね、できることなら自分でやってしまいたいことを他人にお願いするわけですから。
でも現実は、そうはいかない。他にやらなければいけない仕事がある。
目の届くところにいれば、少なくとも”監視下にある”安心感は得られるでしょうが、リモートではそういった体感的な情報が極端に少なくなります。
(”見えていること”と”きちんとやっていること”はまた別個の問題ですが)
だからこそ、他人から見られていようが見られていまいが、役割をきちんと果たすことができる人が重宝される訳ですね。
ここで面白いなあと思ったのは、やはり人間というのは良くも悪くも視覚情報に頼り切っているんだなというところ。
イメージで言うと、
主観/視覚・聴覚情報>客観/伝聞情報>客観/視覚情報
のような。
自分がこの目で見たもの・聞いたものをベースに、他人から聞いた話を照らし合わせる。*1
そういうわけで、リモートなら余計「報連相」をしっかりしなさいよ、となるわけです。
*1…もちろん情報の重要度や信頼度は人によって異なりますが。
2. 「察して!」は諦めて!笑
前項で話したことに関係している話です。
「オフィスなら見た目で話しかけていいかわかりやすいけど、直接様子が見えないとちょっと…」とか
「一緒にいれば態度や様子でなんとなく分かってもらえることも、リモートだと通じない」
などの例が出てきました。
はっきり言って、他人にコミュニケーションコスト(以下CC*2)負担させすぎですよね。
これは声をかける側だけじゃなく、かけられる側も意識して改善しなきゃいけないことだと思います。
前者の例で言えば、一緒の職場にいて声かけていいかを見た目で判断するんじゃなく、声かけて確認すればいいじゃないですか笑 モノの数秒です。
「〇〇の件でお話があるのですが、今いいですか?」
これだけ。この発話をテキスト化すればいいんです。(伝える手段は場合によって使い分けなくてはいけませんが、これもまた別のお話)
逆に、話しかけられる方は、一旦作業中断して相手に体を向けるくらいすればいいんですよ笑
話しかけられているのに、相手じゃなくPCの画面と向き合ったまま。コミュニケーションのスタンスとしておかしいですよね。
あの田端さん(サラリーマンで有名な人)も、誰かから話しかけられた時はきちんと作業と止めて、相手の方を見ると言っていました。
話しかける方は「声をかける勇気」、話しかけられる方は「受け止める余裕」が欲しいところです。
後者の例に関しても、はっきり明示すればいいだけ。
相手に到底わかるはずもない(自分ですら勘違いしていたりわかっていなかったりする)「気持ち/思考」を汲み取ってもらおう、
なんていうスタンスが甘い。聞き手に負担を強いているため、話し手ー聞き手の関係性がアンバランスになっている。
「対面では察してもらえるのに、リモートだとうまくいかない」のはこういった関係性が認められます。
一方、「対面・リモート関係なくコミュニケーションがうまくいく」関係性もあるそう。
それは日頃からきちんと伝えるべきことを言語化しており、”正しい”意思疎通を積み重ねてきた結果によるものです。
こういった関係性では、”察する”行為も幾分うまくいきますし、どれだけ離れても一緒に仕事ができます。
※2…Comunication Costとは、意思疎通にかかる労力を指します。
3.コミュニケーションのコツは「小出しに、軽く、たくさん」すること
これまでに述べてきたようなコミュニケーション不全ほ解消するためには、「小出しに、軽く、たくさん」を心がけましょう。
「小出しに」するのは、一度に相手が受け取る情報量を減らすためです。
「軽く」するのは、相手が返事をしやすくするためです。
「たくさん」するのは、相手との認識のズレを少しでもなくすためです。
これらは全てCCに関係しています。
ということは、CCを意識して相手と意思疎通を図るのがベストだとわかりますね。
4.チャットで良いものとWeb会議にしたほうがいいものとの区別をはっきりする
リモートになっても、通常の会議と同様にやっていてはダメです。
通常の会議が長くても1時間を超えるのはアウト。これは新卒1年目の僕ですらわかります。
会議一つとっても、そのプロセスはもっと要素分解できるのではないでしょうか。
アジェンダ(議題)→アイデア出し→ディスカッション→まとめ→議決
仮にこのような流れだとしましょう。
…これ全部、会議でやる必要があるでしょうか。
時と場所を共有していなければいけなさそうなのは、
「ディスカッション」と「まとめ」だけ。
あとはチャットでもできます。むしろ、事前に準備できる余裕が増えたり、会議そのものの時短をするいいでは効率良さげ。
議決は多数決になったりするじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、結局のところ決裁権があったり、GOサインを出したりするのはTOPなので、
チャットでお知らせだけしてもらいましょう。
会議で決定責任をうやむやにするのは不毛です。
5. To doがある状態=仕事持ちすぎ
コミュニケーションの話題からタスク管理へと話は移ります。
結論、タスクは”管理しない”のがベストなようです。笑
あなたの中のポルナレフが出てくる気持ちもわかります。
僕も理解するまで数十秒かかりました笑
仕事をする中でタスクというのは常にやってくるものですが、
それが多くなるにつれ、管理は難しくなります。
どれからやろう、いつまでやろう、どのくらいやろう…
と管理に時間を取られてしまいます。
そう考えると、引き受けた仕事は可能な限りすぐ消化。ためない。
これは一つの「タスク管理法」としてある種ありだと思いませんか?
別に田端さんの信者ではないですが、同じことをおっしゃっていたので、参考までに。↓
6. 期限を強制的に切ることで消化が早くなる
タスク管理の話に関連しますが、何かをやるときは必ず期限を決めてやるのがいいでしょう。
食べ物にも消費期限があるのと同じように、
やることにも”賞味期限”をつけてしまえ、と。
もし仮にタスクが溜まってしまっても期限つきならば、半強制的に消化できますね。
おまけ:石倉さんの別の放送回での学び
1.自分にとっての普通は他人にとって"フツー"じゃない。
2.今副業をしている人の8割が本業年収400万円未満。
3.傍を楽に←「働く」の語源。
4.あれもこれもやる!より、提供可能な最低限をクリア。
5.やっぱアイスはチョコミント。
おわり!