花粉飛散量の予測/アナログ手法の生存
・「今年の花粉は多いらしい」とよく耳にする。一般内科診療所外来においても花粉症患者は3, 4割を占めているように体感する。
・そういえば花粉飛散量の予測はどのようにしているのだろうと気になったところ、ちょうどnoteに日本気象協会の公式ページがあった。
・花粉飛散量の予報は、詳細は機密事項のようだが天気予報と同様過去のデータベースをもとに予想モデルを組み立てているようだ。
・飛散量予測以外に、そもそも大気中の花粉を定量化する方法についての記載が面白かった。
・大気中の花粉の観測方法は「ダーラム法」という、ある一定期間にプレパラート上に付着した花粉の粒子を目視でカウントするというかなりアナログな方法が採用されていることを初めて知った。なんとなく「百葉箱」という単語を思い出す…。
・オートセルカウンターのように自動で花粉をカウントしたり、そもそも二次元ではなく、レーザーが通過するある一定領域に存在する花粉の量をカウントする三次元的な観測も実施可能なように思える。
・ただ、「ダーラム法」は(訓練すれば)どこでも誰でも実施可能、かつ低コストな方法だから定着していると思われる。技術向上に伴う正確さとコストのトレードオフが問題になってくるのだろう。
・アナログな手法が案外現在も淘汰されず生き延びている他の良い例があるか思いついたらメモっとこう…
・と記事をさっと読んだ雑感をメモ的に書いてみた。最近忙しさにかまけてnote書いてなかったが、短時間で文章書く練習は続けたい。