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ごてんまりは楽しいけれど、続けることは難しい。
こんにちは。秋田県由利本荘市でごてんまりを作っています〈ゆりてまり〉です。
今週の日曜日に、秋田県の子どもたちを対象にした伝統文化体験のイベントでワークショップをやります。
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こちらのイベントは、2年前にも参加させていただきました。
わたしは2回目の参加となります。
2年前の時は、アシスタントを1人連れて行きました。
しかし今年はわたし1人で参ります。
2年前に手伝ってくれた人は、去年まりを辞めてしまいました。
二度とやらないのか、ちょっとした休養なのかは分かりません。
とにかく辞めたんだそうです。
ごてんまりを続けていくことは、意外と難しいのだなと思いました。
もしかすると、誰にでもできることではないのかもしれません。
ここ由利本荘市には、わたしを含めごてんまりの作り手がたくさんいます。
何人いるのかはっきりした数字はわからないのですが、おそらく数十人はいるのではないかと思います。
ごてんまりを作れる人はたくさんいますが、ワークショップをやったり、ごてんまりを通して他人に何かを伝えられる人というのはなかなかいません。
ワークショップをできる人がいたとしても、開催が一年に一回とか、よくて半年に一回とかで、コンスタントにできる人は本当に珍しいです。
わたしのところには毎年ワークショップの依頼が多数来ますが、人材が居ないのでお断りしてしまうパターンも多く、非常に残念に思います。
需要があるのにもったいないですよね。
「ごてんまりのワークショップを開催したい」と考え、イベントを企画してくれる人は結構います。
地域づくりや地域おこしを考えている学生さんにも結構多いです。
出来ればそういう人たちの中から、一時のイベント企画・運営でなく、コンスタントにごてんまりのワークショップをやる人が出てきてくれないものかなと思います。
やること自体はそんなに大変ではありません。
設備投資も必要ありませんし、1人でも実施可能です。
わたしもほとんど1人でやっています。
それにごてんまりの活動を始める前には、何かのワークショップをやった経験もありませんでした。
正直なところ、気合いと根性があれば何とかなります。
続けていればたくさんの出会いがあり、必ず仕事がやってきます。
そして自分が成長できます。
最初にワークショップを始めたときは、マックスで10人くらいまでなら教えられるかなあと思っていました。
今週末のあきた伝統文化親子体験フェスタでは、1人で48人教える予定です。