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猫の毛色柄のまりを作ってみました。

こんにちは。秋田県由利本荘市でごてんまりを作っています〈ゆりてまり〉です。

先日ふと思いついて、猫の毛色のまりを作ってみようと思いました。
最初に出来たのがこちらです。

三毛猫をイメージしています。
三毛猫だからといって、白、黒、茶の三色にするとあまり魅力が出ませんから(すこぶる地味になります)、一番外側に明るいオレンジを入れました。
黒とグレーの間には水色も使っています。

わたしはグレーを使わない主義なのですが、去年人にいただいたのをきっかけに使ってみました。
なかなか面白いまりができたと思います。
自分でも気に入ってしまい、また猫が大好きなことから、他の毛色も作ってみたくなりました。


どれが何の毛色か、分かりますか?
友人に見せたら、「言われたら分かる」と言われました。

個人的に三毛猫、黒猫、サバトラが気に入っています。
ハチワレはちょっと無理があるかもしれません。

それにしても、白猫と茶トラ以外には、全てグレーが入っています。
今まで何で使わなかったんだろう? と思うくらい、グレーって使える色ですね。
黒との繋ぎになりますし、薄い青と組み合わせると透明感が引き立って綺麗です。


白猫には薄ーい紫も使っています。全てこだわりの配色。


今回作ったまりは、全て12等分の〈菊〉、違いは「色」だけです。
しかも猫の毛色なので、基本的に白、黒、グレー、茶、オレンジの組み合わせのみ。
限定された枠の中でこれだけ多くのバリエーションを作り出せるなんて、ちょっと驚きでした。
猫ってすごいですね。
多分まだ作れますよ。シャム猫とか😸。

猫のすごさを思い知ったところで、ホンモノの猫ちゃんに登場していただきましょう。
友人のお宅のじゃこちゃんです!

じゃこちゃん。13歳。

じゃこちゃんはキジトラにオレンジ色の毛が入った、いわゆる「麦わら猫」です。

寝ている隙に、麦わらのまりを近くに置いて見比べてみましょう。

オレンジの毛色と言っても、実際にはそんなにはっきりしたオレンジ色をしているわけではないんだなあ、と当たり前のことに気づきます。
あとはおでことか背中とか、上から見える部分は結構黒が目立ちますね。

キジトラのまりも置いてみましょう。

じゃこちゃんには、より黒っぽいキジトラのまりのほうがしっくりくるかもしれませんね!
もし自分の家に猫がいたら、その猫ちゃんを見ながらまりを作ってみたいですね。
「茶色の他にグレーも入ってるんだなあ」とか、「肉球にも模様が入ってる」とか、きっといろいろ気づくと思います。
そのいろいろな色を、限定したまりの世界で表現するのがまた面白い!

まりって想像以上にいろんなものを表現できるから、面白いんですよね。

あなたのお宅の猫ちゃんは、何色ですか?

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