山頂にも街にもいない日
『リサーチのはじめかた』を読んだ。
研究者になる方法ではなく、自分の中から問いを生み出し、問いを研究に耐えられるよう形作っていくための本だった。研究は何をしたっていい。どんなことだって研究できる。けど、研究によって、自分が取り組むからこそ、自分と世界が豊かになるような研究をすべきなんだと思う。例は人文社会科学系だったし。そのために書かれた方法論の本だった。
興味のままに論文を読むと、大抵自分の知らない世界が広がっている。同時に、人の頭の中をのぞいている感じもする。それを自分