続・ドローン配送は云うほど簡単ではない。〜プランBも失敗の巻〜
はじめに
先日、ミニドローンで荷物を運ぶお遊び実験をしてみたが、
ぶら下げ型から背負い型へ
荷物をぶら下げて飛ぶのはかなり難しかったので、次の案として、上(背中)に搭載する方式を試してみることにした。
(実際、この動画では離陸後に左に横っ飛びして行くが、離陸ボタンを押しただけでジョイスティックの操作はしていない。ドローン単体であれば、本来は真上に上昇して一定高度でホバリングする。)
今回は、カーゴルームもLEGOで作り、同じParrot MINI Drone Airborne Cargoに搭載。この機種は元々、LEGOブロックがはめられるようになっている。離陸重量は、76g。
最初、ハル(プロペラガード)を付けてみたが、少しでも軽量化したほうがよさそうだったので、外した。
カーゴルームが11g、ペイロードは16g。
離陸は安定
まずは荷物を載せた状態での離陸動画から。
荷物をぶら下げたときとは大きく異なり、割と安定した離陸ができ、そのあとのコントロール性も悪くはない。
フリップによる荒技リリース→墜落
さて、肝心の荷物のリリース。前回同様、フリップして振り落とす。逆さまになって背中に載せている荷物を落とすだけなので簡単だと思いきや……
荷物は落とせたものの、背面になったと同時に、カーゴルームの重さに引っ張られ、なんとそのまま墜落。電池満タンでも、高度をとっても同じ結果。
物理計算でシミュレートすればきっと自明のことだったんだろうな。
LEGOではなく、もっと軽い素材でカーゴルームを作れればなんとかなりそうだが、いずれにしても、空中でひっくり返して荷物を振り落とすという無茶な方法の考察はここまでにしよう。
単体飛行時の運動性能
参考までに、単体・ハル無しでの運動性能はこんな感じの俊敏さ。
1. 離陸から高速直進。
2. アクロバット→急速上昇→着陸。
最後に
以上、MINI Droneでちょっとお遊び実験をしてみた結果をまとめてみた。
なかなか面白い実験ができた。(笑)
しかし、Droneの操縦は本当に難しい。練習あるのみ、か。
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