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【デジタルファッション】XXXXTHが使用するAI技術がおもしろい【GAN】

こんにちは。アキスケです。

今回はデジタルファッションのお話で、
日本発のブランドに「XXXXTH」(フォックス)というところがあります。

先日このXXXXTHが新プロジェクトをスタートさせたのですが
これがおもしろかったのでご紹介します。

デジタルファッションは
今はまだ市場の規模は小さいですが
・環境問題
・メタバース、NFTの盛り上がり
と関連し、今後急速に伸びる分野として
注目されていますので今から注目しておきましょう。

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XXXXTHってどんなブランド?

簡単にいうとデジタルウェアをつくっているブランドです。
現実の世界と、まもなく流行を迎えるであろうメタバースの
両方でユーザーがファッションを楽しめるような、
ものづくりをしています。

公式HPをみるとわかりますが世界観を
しっかりつくり込んでものづくりをしています。

XXXXTH公式HPより

ちなみに現在は、未来の東京、世界をテーマにした作品を
つくっていることがわかります。

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新プロジェクトで【GAN】を使用

そんなXXXXTHが2月に新プロジェクト
「AI-SCREAM」を立ち上げました。

あいすくりーむ?
えーあいすくりーむ??

XXXXTH公式HPより

舞台は2045年。
「AIが進化し、人間の仕事を奪うまでになったとき
世界はどうなるのか」
ざっくり言うとそのようなテーマのもと、
(ホントざっくり。公式HPもごらんください汗)

デジタルの、NFTの、キャップやハットをリリースしました。

そして この帽子たちのデザイナーが、
なんと人ではなくAIなんですって。
「GAN」と呼ばれる技術です。
※Generative Adversarial Networks の略

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GAN(敵対的生成ネットワーク)

このGAN、なんだか物騒な和名ですよね。

正直僕は専門的なことはわかりませんが汗
調べたところ、AIの一種で、とても簡単にいうと
2つのネットワークを互いに競わせて
高度な動画や画像などのデータを生成する技術
のようです。

以下、例えながら説明です。
長くなりますので飛ばしても問題なしです。

高度な動画や画像ができあがる
ネットワークの内部構造をもう少し詳しくいうと
「偽物をつくる人」と「それを見破る人」に
例えるとよりわかります。

僕を「偽物をつくる人」とします。
つくる偽物は、、、仮にジョーダン1にしましょうw

あなたは「それを見破る人」とします。
買取店の鑑定士、としましょう。
(実際お店に鑑定士なんていないけど)

僕は一生懸命ジョーダン1を真似て
できる限り最高のコピー品をつくって
買取店に売りに行きます。

あなたは、僕が持ってきたジョーダン1を
コピーと見抜き僕に突き返します

僕はあなたに「どこが違うか」をヒアリングし、
それを基により精巧な1足をつくります。
(現実にはありえないやり取りですがw)

以上を繰り返します。
結果、僕のコピーを作る力と、
あなたの審美眼が競い合う形で成長し、
より精巧なコピー品が作られていきます。

コピー品を作る人と、鑑定士に例えましたが
敵対的生成ネットワークでも同様のことが起きています。
あるデータAを敵対的生成ネットワークにかける。
2つのネットワークで競い合いが生じ、
別のデータBができるという仕組みです。

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GANの活用事例

この「GAN」、2014年にイアン・グットフェロー
という人に発表され、その後少しずつ活用されています。

有名な事例としては
今回XXXXTHが取り上げているもの。
GANを使用して描かれた肖像画が
クリスティーズのオークションで
なんと43万2,500ドル(約4,900万円)で落札された、
というものです。↓参考記事

GANの研究は日々進歩しており、様々な場面で使われていて
主にこれら4つのことができるとされています。

  1. 高品質の画像を作る

  2. 文章から画像を起こす

  3. 画像を別の画像に仕上げる

  4. 動画を別の動画に仕上げる

GANについて
もっと詳しく知りたい方はこちらが参考になります。
NFTづくりにはすごく相性が良さそうです。

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XXXXTHの作品は・・・

ここまでで「GAN」によって高度な動画や画像を
つくれる、ということが少し伝わったかと思います。

実際に今回のXXXXTHの作品を見てみると
「まさにアート」という感じでその高度さがより分かります。
人間がつくったか、AIか、言われなければわかりません。

OpenSeaより

OpenSea(オープンシー)という
NFTのマーケットプレイスで
一覧を見ることはもちろん
購入することもできるので
見てみてください。

ちなみに価格は1つ、0.05ETH。
約138ドル。
仮想通貨の価格によって上下しますけど
リアルファッションのブランド物の
帽子類とだいたい同じくらいですね。

あ!ちなみにちなみに!
上記写真にスニーカーが映っていますが
これは、帽子にはアイスキャンディみたいに
くじがついていて、
「当たり」が出ると、もらえるものらしいです。

当選確率はサイトを見た感じ、1/10ですかね。
間違ってたらすみません。

結構現実的な数字ですし、
何よりこういう遊び心があるところも
おもしろいですね!

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おわりに

というわけで、ここまで
・日本発のデジタルファッションブランド「XXXXTH」
・「XXXXTH」の新プロジェクト「AI-SCREAM」
・高度な動画、画像生成AI技術「GAN」

についてご紹介してきました。

「GANはものすごい最新の技術ではありませんが
NFTの特徴と相性が良さそうなので、
今後さまざまな事例が注目されていきそうです。

また、XXXXTHのAI-SCREAMプロジェクトは
段階式で、まだ始まったばかり。

1週ごとにテーマを変えて新作が
リリースされるようなので、気になる方は
ぜひチェックしてみてください。

最新情報は公式HPか、
公式ディスコードチャンネルで確認することができます。

まだコミュニティが大きくないので
今のうちに参加しておくといいかもしれないですね。

下記にそれぞれのリンクを貼っておきますので
ご活用ください。それでは、また!

■XXXXTH 公式HP

■XXXXTH 公式ディスコードチャンネル




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