見出し画像

カメラ脱初心者のためのMFレンズのススメ

こんにちは!児玉です。

ミラーレス一眼カメラを買って最初に感動するのはボケですよね。

いつでもどこでもレンズの絞りは開放!

これが楽しい!

わたしもカメラを始めたての頃、Nikon D7100に35mm f1.8の単焦点レンズだけつけていろんな所に行きました。

ただ1〜2年したあるとき、ふと思ったんです。

「どの写真も同じような雰囲気だな」
って。

そう、脱初心者の時期に差し掛かってきたのです。

私自身はその後レンズ沼にハマっていくのですが、みなさんには脱初心者にピッタリのレンズがあります。

「マニュアルフォーカスレンズ(MFレンズ)」

です。

オススメは28〜50mm位の明るい単焦点レンズです。

このMFレンズを使って「脱初心者修行」してみてはいかがでしょうか?

MFレンズの脱初心者修行についてお話しますね。


1枚の写真に向き合う時間が増える

ピントを合わせるのに時間がかかるので、必然的に1枚の写真に向き合う時間が増えます。

これはフィルムカメラにも通じるのですが、1枚の写真をじっくり撮る(考える)ことができるようになり、写真を大切に撮ることにも繋がります。

被写界深度(ピントが合う距離)に敏感になる

ピントリングを回すとピントがあう距離がわかるので、『感覚的に』被写界深度に敏感になります。

これがAFレンズで絞り開放で撮っている人には新鮮だと思います。

主題のケーキにピントが合っている
副題のコーヒーはボケている
お皿の端はボケ始め

料理の写真を撮るとして、今までなにも考えずお皿の中心にピントを合わせて開放で撮っていると、お皿の端はもうボケていることがありますよね。

この場合は絞りを1,2段絞って、お皿全体にピントが合うようにすればいいのですが、そういうところに気がつくようになります。

「いつも開放!」から、「どのくらい絞ればいいのか」がわかるようになります。

ピントリングの感触が心地よい

これはわたしだけかもしれないのですが、単純にピントリングを回す感触がヌルヌルしていて心地よいということです。

ただこれが結構重要だったりします。

メカを操っているなって感覚⋯わたしだけかな?

まとめ

「カメラ脱初心者のためのMFレンズのススメ」

ということでお話してきましたが要するに、

「1枚の写真を大切に、絞りをどのくらい絞ればいいのか感覚的に身につく」

ということでした。

わたしは職業カメラマンでしたので、MFレンズを使ってみるのが遅かったです。

もっと早く使っていればと後悔しています。とほほ⋯

みなさんぜひ修行してみてくださいね!

今日のお話はここまで。

ではまた!

いいなと思ったら応援しよう!

児玉アキシゲ
よろしければ応援お願いします!頂いたチップは写真活動のために使わせて頂きます!