Ⅱ-Ⅴフレーズを各1小節ずつで覚えるメリット
Ⅱ-Ⅴフレーズってどうやって覚えていますか。
最初の頃、私は耳コピした中から
Ⅱ-Ⅴフレーズを抽出して
2小節単位で覚えていました。
↓
けど、2小節単位で覚えるって
結構大変なんですよね。
(個人差はあると思います)
例えばドミナントセブンスの小節の2・3拍目あたりの音が
あいまいになっていたり。
私の場合はあまりこの方法は向いていないなと、
だいぶたってから気が付きました。
なぜかというと単独で〇m7、〇7が出て来た時に
あわあわとなって
何も演奏することができなかったからです。
実際はⅡ-Ⅴ以外に単独で〇m7、〇7が出てくる
曲の構成って意外と多いんですよね。
ジャズを始めたころはⅡ-Ⅴが独り歩きしていたので、
Ⅱ-Ⅴさえ覚えてたらなんとなかると思い
必死にフレーズ覚えていましたが
あまり応用が利かず、
結局演奏できないという
ジレンマをずっと抱えていました。
今はどうしているかというと
Ⅱ-Ⅴは各1小節単位で抽出し覚えて使っています。
Ⅱm7の1小節、
Ⅴ7の1小節、という風に。
↓
そして演奏する時はそれを繋ぎ合わせています。
この方法はメリットしかないです。
今のところ。
*補足ですが、基本的にⅡ-Ⅴは1小節単位で管理していますが、
Maj7などは2小節単位で管理していたりもします。
Ⅱ-Ⅴに限って言うと〇m7、〇7という風に
1小節単位で抽出して覚えて使うと
色んなコード進行に対応しやすいというのが実感です。
例えば。
例) Night And Day
Night And Dayのコード進行で赤の〇で囲っているのは1小節単位の〇m7と〇7。
紫の〇で囲っているのがⅡ-Ⅴです。
(G♭dimはC7と解釈)
Ⅱ-Ⅴの2小節単位でフレーずを覚えていると
紫の部分の所が一番使いやすいですが、
赤の部分は咄嗟に持っている2小節単位で覚えた
Ⅱ-Ⅴフレーズを出すのは
少々使いにくいと思っています。
ところがそれを〇m7と〇7という風に
1小節単位で覚えていると
赤と紫のところでも使えることになり
覚えたフレーズを使える場所が飛躍的に増えます。
そして同じフレーズは
何度出しても良いと私は思っています。
それよりも、
「ここのコードどうやって弾いていいか分からない」と
不安に思うことが重なると
アドリブ演奏が楽しくなくなってくるので
そうならないためにも、
同じフレーズを出してもいいので
なるべく多くのコード進行の中で
繰り出せるようにⅡ-Ⅴは各1小節単位で覚える。
そうすると多くの曲に対応できるようになっていきます。
それがⅡ-Ⅴを各1小節ずつで覚えるメリットです。
さらに私は最初の音が
「1.3.5.7」から始まる音で
抽出し覚えてます。
flute・piano / aki
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