プロンプトエディットを使って「ツインテール三つ編み」を作成してみる【AIイラスト】
前回の記事で「プロンプトAとプロンプトBを途中で切り替える」プロンプトエディットという手法を紹介しました。
今回は、その手法を使って、三つ編みを「ツインテール三つ編み」にしてみます。
プロンプトエディットについておさらいしておくと、「プロンプトA:プロンプトB:切り替えタイミング」という書式でプロンプトを書くと、Aを描いて、切り替えタイミングが来たらAを描くのをやめてBを描き始める、というものです。
このとき、Aで描いたものがある程度のガイドとして機能します。
三つ編みは「braid」というプロンプトでそこそこ描けるのですが、「三つ編み」の幅が広すぎて、思い描いてる三つ編みスタイルが意外と出しにくいという欠点があります。
そこで登場するのが「ポニーテール」と「ツインテール」。
こちらは人気の髪型ということもあり、三つ編みよりもプロンプトでの指定が効きやすくなっています。
まずSTEP Aでポニーテールを描き、それをガイドにして、STEP Bで三つ編みに変化させるという手順を取ります。
やってみましょう。
まぁまぁ良い感じです。
ちなみに short ponytail とすれば短めのが出やすかったりします。
つぎはツインテールでやってみます。
モデルにもよるとは思いますが、今回使ったモデルの場合、ツインテールだと、うまく三つ編みになるケースもあるものの、変化が見られないことも多かったです。
そこで、Braidを強調するLECOを使うことに。
「target=positive=braid」を「erase」したシンプルなLECOを作成&適用してみました。
うまくいきました。
プロンプトエディットは、ぱっと見ややこしそうですが、実はそれほどややこしくありません。
プロンプトだけでお手軽に出力をコントロールできるので、いろいろ試してみると楽しいと思います。
おまけ:
ツインテと三つ編みを両方「LOW」にすると、低い位置からの三つ編みになりやすい。片方だけだと効果薄でした。
ベースの髪型をショートにすると、ツインテも短くなりがちなので、そこから三つ編みに。スッキリした感じの仕上がりに。ただちょっとピーキーでこの絵を出すには、プロンプトや強度をかなり試行錯誤しました。