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illustriousやnoobAIの出力を、学習素材1枚~4枚程度の絵柄LORAで安定させる
前回書いた「noobAI」で固有名詞タグを使わずに画質を安定させる方法の中で触れた、絵柄LORAでイラストの画風を向上させる方法についてです。
下記の「タグやLORAを駆使してIllustrious-XLの絵柄を安定させる」でも書いたのですが、イラストリアス系は「少枚数の学習画像で強めに学習したLORAが、絵柄LORAのようにふるまう」傾向が強いです(実はponyでも同様のことができるけど今回は割愛)。
この方法の利点は
・素材が1枚でもいける。
・少ない枚数でいけるので準備が楽。
・素材枚数が少ないので学習時間が短くLORA作成が手軽。
あたり。
イラストリアスとnoobのデフォルト状態でのイラスト生成の不安定さを大幅に改善できるのと同時に、LORAの作成が手軽なので、さまざまな絵柄でイラスト生成できるようになるという副次的な効果も見逃せません。
1つのLORAを作るのに、RTX3060tiの12GBで1時間~1時間半程度で終わるので、いろいろ試しまくってみました。
「素材の枚数は1枚がいいのか、もう少し多い方がいいのか?」「素材はどんなものがいいのか?」「学習パラメータはどんな感じがいいのか?」 などなど、いろいろと知見を得ることができたので、そのあたりを報告していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731684946-75IDn0LUViladJuqOTmpMHys.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731685851-OToLw8FhjedbkB6KlU05VDXC.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731692854-5dmg0rk2GFMJADnNcw9tjaiv.png?width=1200)
素材の選定によっては背景の品質向上に繋がる可能性も…
![](https://assets.st-note.com/img/1731681239-xy4ivpUcHsowA6bfu3I1t8GZ.png?width=1200)
プロンプトを使えば学習素材とは違う形や表情にできる。
![](https://assets.st-note.com/img/1731682499-tsD1odIBF7iVpWGTZnglkO4K.png?width=1200)
元モデルの再現度は高くないが画像出力は安定する。こちらも有料部分で配布。
![](https://assets.st-note.com/img/1731682725-6CMROS4IpQzlkvH2q1cmJeUo.png?width=1200)
塗りの感じがオリジナルではなくLORAによるマットな感じになっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1731684481-CVMLBTSHa57FyZsrut28oAdY.png?width=1200)
1枚絵で学習したLORAをイラストリアスSPOで出力。
複数人を出しつつも、素材画像の雰囲気をかなり再現できている。
![](https://assets.st-note.com/img/1731684808-8FsvAofi3jzUKWxl9dNPHGpn.png?width=1200)
ベースモデルが違うので再現度は下がるが、大まかな雰囲気は残っている。
有料部分では、少数素材による簡易絵柄LORAの説明と、サンプルで作成した絵柄LORA2種、および学習に使用した画像(センシティブ部分モザイク有)を公開しています。
こちらは11月一杯はメンバー公開および単体販売で、それ以降は単体販売のみとさせていただきます。
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