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終了を目前に想うこと

残すところ一週間をきった
劇団クラウドファンディング期間ですが
多くの皆様からの
ご協力や応援をいただいて
少しずつ、
ゴールへと近づいてきております。
今回はプロジェクト終了前に
私自身の
クラウドファンディングにかける気持ちと
応援して下さっている皆様への
想いを綴らせていただきます。

このプロジェクトを立ち上げた当時は
先の無い絶望一色で

コロナ禍でのクラウドファンディングは
無謀な挑戦であり、
無謀なお願いであると
理解しておりました。
しかし
もう「土蜘蛛」公演を最後に
劇団を解散せざるを得ない
というところまで来ていたので
「最後の砦」として
私や劇団員が
最後まで劇団を諦めなかった証として
みんながバラバラになってしまう前に
全力で行っていこう!
ということになりました。


不況の中で、
誰もが自分の事で精一杯なのに
クラウドファンディングへの
協力は望めるのだろうか?

そこまで応援して下さる方は
現れるのだろうか?

という不安も抱えておりましたが
「必要とされないものは残らない」
という現実を受け止めよう。

プロジェクトが惨敗ならば
きっぱりと諦め
今公演を最後に劇団を畳もう。

そして自分も役者を諦めて
田舎に帰ろう。と

どこか演劇に関わる事への
終わりを見てしまっていた
自分が居ました。



物の怪エンターテイメント企画
「妖-AYAKASHI-」の
三代目の座長を継いだ時に

座長をやるにはどうしたらいいのか
右も左もわからず、知識も皆無の状態で

「これが最後の仕事だと思って
命懸けで頑張ります」
と言った
8年前の言葉ばかりが思い出されて

いよいよ
本当に最後になってしまったのだ。
私ではやっぱり力不足だったのだ。
という、引き裂かれるような
絶望と申し訳無さの中で
6月1日にスタートした
このクラウドファンディングの
プロジェクトだったのですが

現在、当初の絶望感を覆すほど
あたたかい応援と
拡散のご協力をいただいています。



今、私を突き動かしてくれているのは
紛れもなく
応援して下さっている皆様であり
「劇団をなくさないで」という
あたたかく、有り難いお言葉です。


小劇場の小さな劇団が
こんなにも応援していただけているのだと
毎日プロジェクトの画面を開くたびに胸が熱くなります。


ここからは
現在行っている配信のことも
綴らせていただきます。

プロジェクト終了までの期間、
劇団でのツイキャス配信や
私個人の配信で
拡散やご支援のお願いを
させていただいておりますが
その中でも、
「最後にしたくない」と
このプロジェクトを一生懸命
応援して下さったり
配信が終わった後も、
SNSの拡散をして下さる方も
いらっしゃって

心から応援していただいているのだ。

まだ劇団や自分を
望んで下さっている人がいるのだ
と、

底無し沼に沈みかけていたところを
救っていただけたような
有り難い気持ちでいっぱいです。

皆様の応援は、私にとって希望の光です。

誰もが苦しい中で、
私たちに手を差し伸べて下さった皆様の
あたたかい真心を
忘れる事はありません。

ご支援くださった
お一人お一人のお名前とメッセージは
毎日何度も読ませていただいております。

劇団の作品で
関わって下さった皆様の中にも

この劇団を助けて欲しい!と
拡散協力くださっている方が
いらっしゃって

私達のような小さな劇団でも
一生懸命応援して下さっている
人が居るんだと
毎日
感謝の気持ちで過ごしています。


最後の最後まで
劇団を、役者を、お芝居を
諦めない気持ちを
私に与えて下さったのは
応援して下さっている皆様です。

今、私の胸の中は
必ず来年も劇団活動を存続させたい。
そして、
応援して下さった皆様に
御恩返しをしたいという
思いで溢れています。

プロジェクト終了まで
あと僅かですが
どうか引き続き
応援いただけましたら幸いです。

劇団クラウドファンディングページは
こちらから

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