ご支援者様への思い
クラウドファンディングで
多くの皆様に
あたたかい応援と
ご支援いただきました
妖近代能楽集最終章
『土蜘蛛』
いよいよ幕開けとなります。
ご支援いただいた皆様には
言葉にならないくらいの
感謝の気持ちで
胸がいっぱいです。
本当に有り難うございます。
感謝の想いとともに
とても寂しい想いもあり
今回はこの記事に
綴らせていただきます。
今回クラウドファンディングの
リターン品をお受け取りになれない
ご支援者様もいらっしゃいました。
「応援したいだけだから
リターン品は要りません」
とご連絡くださった方だけでなく
ご病気の悪化で、
御自宅を離れて闘病される方
そして
今回の公演開幕の前に
天国へと旅立ってしまわれた
支援者様もいらっしゃいます。
ご家族からのメールが届いたと
事務局から報せがあった時
驚きと悲しみで
頭が真っ白になりました。
私の個人配信や
『星にねがいを』を
ご視聴くださって
あたたかいコメントを
くださっていた方でした。
個人配信でお話させていただいた時には
穏やかで優しくて
一途に奥様を
大切にされている方なのだな
という印象を強く持ちました。
大きな御病気を抱えながら
一生懸命私たちの
小さな劇団を応援してくださって
私が
「支援は気持ちですから
どうかご無理なさらないで下さい」
と、配信内でお伝えしたところ
亡くなられた奥様が
「困っている人を助けてあげて欲しい」と仰っていたのだと
コメントで書き込んでくださって
お二人の心のあたたかさに
とても感動したことを
覚えています。
その方は、ヒーロー
仮面ライダーの衣装を
御自身で作ってしまうほど
手先の器用な方で
私もお写真を拝見したのですが
我々のような小さな劇団にも
純粋で真っ直ぐな心で
手を差し伸べてくださる
まさにヒーローであり
ライダーとしての姿も
心が伴っているからこそ
カッコイイのだな。
と、確信していました。
本来ならば
劇場で最終章公演を
御観劇いただけていたと思うと
寂しくて仕方ありません。
ご家族の方から
リターン品を飾って下さる
とのことで
メッセージをいただけたので
ご本人様確認が必要なものや
ご本人様以外に
引き継ぐ事ができないリターン品
(主にデータ品・リモート飲みなど)
以外を送らせていただく旨を
事務局から
ご連絡させていただきました。
上記リターン品の
ご本人様確認につきましては
事情があって
ご本人様が受け取れないという
すべての皆様へ
劇団からご連絡を
させていただいております。
リターン品を御辞退された方も
多かったのですが
御辞退された皆様にも
楽しんでいただけるよう
これからも役者人生を
皆様への返礼として
命を燃やして
お返しして参りますので
物の怪エンターテイメント企画
「妖-AYAKASHI-」の
最後の近代能楽集を
見守っていただけましたら
幸いです。
ステージアドバイザーである
川端槇ニさんと
ヒロインを演じていただく
水沢有美さんと一緒に
ご支援者様への
感謝動画を
撮らせていただきました。
Daisuke imagine様
あたたかい応援をくださり
本当に有り難うございます。
心よりの感謝の思いと
御冥福をお祈り申し上げます。
物の怪エンターテイメント企画
「妖-AYAKASHI-」
槻城耀羅