カルチャーっている?いらない?
カルチャーを定め、採用や組織運営をされている企業が増えており、カルチャーの存在を意識しない日がないことが当たり前になってきている今日この頃。
先日「カルチャーがなぜ必要なのか」ディベートするというイベントがあり、中々個人的にも興味深かったためメモがてら思考してみようと思います。
※カルチャーは勝手に醸成されるという観点があるとは思うものの、一旦無視しています
※下記は個人的見解であり、仮設ベースで記載をしていきます事ご了承願います
※また、内容が浅い事もありますことご了承願います
カルチャーとは?
カルチャーとは一般的に文化と表現されており、ビジネス上では企業文化として使用されています。
定義としては
「企業や従業員が意識的・無意識的に共有している独特の価値観や企業規範、前提条件・ルールなど」
となっており、企業の文化を表現されています。
「行動原理となる価値観」を表しており、企業により文化はそれぞれ存在しています。
現職でもカルチャーをすごい感じるし、カルチャーがあるからこそ誰1人とて違う方向を向いているということがないと思っています。
さらには、様々なカルチャー本が存在するくらいで、企業によってスタイル違うよなーというのも感じることが出来ます。
※下記のリンクが例となります
そんな中、あえて「カルチャーっている?」をディベートすることでカルチャーの理解を深める機会が訪れます。
いざ考えてみると
カルチャーへの肯定派と否定派に別れ、各チーム毎に内容の整理をして議論を繰り広げるのですが、これが中々難しい。。。
カルチャーが大切なのは当たり前じゃん!!
この思考により説得度の高い理由がアウトプット出来ないことにショックを受けました。
私は肯定派で、思う節々をアウトプットするのですが、これがかなりふんわりしてしまう。
否定派との議論で説得度が向こうの方が強いことに悲しくなってしまいました。(構造的に潰しにかかることの方が強いという背景はありますが。あと、私の説得度の弱さなどなどもあるものの)
肯定派の意見は後ほど記載するとして、否定派は「インセンティブとルールだけを設定して、後はトップダウンに指示出せば一定成果出るからいいじゃん!その方がトップパフォーマーの採用が進み、組織拡大も悩むことがない」という仮説の元議論を繰り広げておりました。
一定それはそうだと思うが、「違う!目指す方向性が一緒でないと...」と相手を納得させる一手が出てこない。
と議論は平行線を辿る一方。ここまでカルチャーの必要性が述べられないことにショックでした。
ただ、カルチャー否定と言っても、それがカルチャーになりますし平行線辿るよなとw
なので「働き方・個人目標etc」の意識によって考え方はまちまちだろう。
いかに「考え方」を抽象化・具体化し伝達、そしてそれに見合う人・惹かれる人を見つけ組織かしていく事なんだろうなと個人的には思いました。
今回のイベントでの収穫
個人的にもやもやしたイベントではあったものの、色々な人と議論する中で、一定の気づきがありました。
それは
「カルチャーとは、ミッション&バリューのシナジーによって
生み出されるもの」
なのではないかということです。
ミッションは組織が目標を定め、バリューが各個人の強みの集合体であり、これが双方を支え合っている。
これにより、目標達成への必要要素・判断軸が生成されカルチャーとなっていく。
またカルチャーが生成されるだけでなく、バリューが行動指針、ミッションが方向性として、これが永遠とサイクルが周りカルチャーが維持される。
「NO RULES」にも記載がありましたが、
カルチャーが判断基準を生み出し、ルールに縛られず「行動・本質的なコンフリクトが生まれイノベートされていく」のだと、ふと腹落ちしました。
まだまだ表面的なことしか言語化出来ていないので、これをもっと具体性を持たせ自信を持って話せる人になっていきたいと心から思いました。
組織という観点を持ついい機会でした。今後もカルチャーについて考えていければと思います!