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「聖戦士ダンバイン」全話観

ついに念願のダンバイン全話観達成。

その感想を紹介したい。



Amazonプライム加入するも!?

前回の投稿で、Amazonプライムに加入し、聖戦士ダンバインを全話観ることを予告した。


そういうわけでお盆休みを利用し、行動に移す。

しかし、プライムビデオの構造というかシステムが複雑で、当初600円/月だけで作品が見放題だと思ったら大まちがい。

作品によるが、更に他の契約が必要なものがあった。

それも一社との契約ではなく、作品よって異なることもある。

この聖戦士ダンバインもAmazonプライム以外にも「dアニメストア」という追加の契約が必要で、さらに450円/月必要だった。

その結果、Amazonプライムと合計し、1150円/月となり、当初の予定であったバンダイチャンネル(1100円/月)を下回ることができなくなった!?

しかし、Amazonプライムに加入してから知ったので、いざとなったら期間中に解約すれば片付くだろうと、契約することにした。

そしてやっと聖戦士ダンバインの上映会が始まった。



Fire TVでダンバイン鑑賞

第1話は無料で、すでに3回観ているので、第2話からスタート。

作品はとても観やすく、オープニングやエンディングをとばし、続けて次の回をみることも楽にできた。

この勢いで、3日かけて聖戦士ダンバイン、全49話を鑑賞した。

実は我が家の場合、Fire TVを使っているので、普段使用するTVで作品を鑑賞できた。

Amazon Fire TV 


つまり、お菓子や飲み物をとりながら、寝転がって快適に鑑賞できた。

良い、休日のアニメ鑑賞となった。



「聖戦士ダンバイン」全49話の感想


あらすじ

幻想的な雰囲気の説明から始まる。

この物語は、海と陸の間にある、人の魂の安息の世界「バイストン・ウェル」が舞台となる。

バイストン・ウェルの制服を企むドレイクは、強引にバイストン・ウェルと我々の世界(地上界)をつなぐ「オーラロード」を開き、地上界の人々を招喚するのだった。


目的はバイストン・ウェルの住人より「オーラ力」が強い地上人を、戦争の道具として使うこと。

その1人である主人公「ショウ・ザマ」は、「聖戦士」として迎えられる。


そこでオーラ力で動く「オーラバトラー」と呼ばれるロボット「ダンバイン」のパイロットとされ、戦争に参加させられるのだった。

ショウは当初は何も知らず、言われるがままオーラバトラーを操り戦いに参加する。

しかしある程度事情を知った彼は、敵対する組織の、別の地上人「マーベル・フローズン」に魅かれ、ドレイクを裏切り敵対するのだった。


やがて、戦争は激化し、戦いは思わぬ方向へ。

バイストン・ウェルはどうなるのか。

聖戦士としてダンバインを乗りこなすショウは何を見るのか――――!!



感 想

もうかなり前だが、この作品はビデオなどで断片的に観たことがあり、かすかに記憶に残っていた。

最終回もなんとなくわかっている気がしていた。

そんな記憶を道連れにして、今回念願だった全話を観ることになった。

この作品でまず興味を惹かれるのはオーラバトラーのデザイン。


昆虫を意識し、ガンダムなどとはまた違うコンセプトでデザインされ、とても魅力的だった。

全話観ていないのに、いくつかプラモを買ったこともある。

話が進むと、さらにいろいろなタイプのオーラバトラーが登場した。

さすがサンライズ、メカへのこだわりは半端じゃなかった。


さて本編の感想だが、いやぁ〜、毎回戦っていた。

戦いのない回はなかったのでは、と思うくらいいそがしかった。

そんな聖戦士の戦いを中心に物語は進む。

世界観はとても良くできていて、神秘的なバイストン・ウェルの不思議さもよく表現さていた。

物語もとても真面目だが楽しめ、テーマ的に視聴者の心に、愛とか、平和とか、何が大切なのか訴えているように思う。

話が進むと、まさかそうなるのかという展開もあった。

また登場人物も個性的で、ショウとマーベルや他の同僚たちとの微妙な関係、また、ライバルたちとの生死をかけた争いなど、毎回目が離せなかった。

彼らの関係はオトナが観ても楽しめ、というか対象年齢が高く、なるほどそういう関係だったのかと思わされることも。

今回は全話観たので、そういった展開や関係の結末まで知ることができた。

でも戦いでいそがしすぎたので、たまには休日というか、くつろいだ様子も見たかった。

これが戦場なのかもしれない。

ここでわかったのは、かすかに記憶していた内容と、結末が違ったこと。

本当のラストを見て、こうなるのかと納得できた。

みな、魂の安息の世界に帰って行った。

今、全話観終えて思うのは、この物語の終わり方は「白鯨」に似てるなと思った。

なるほど、最終話が第1話からの物語につながるのだ。

さて全話観終えると、やはり完成度が高く、画質は別としても、40年以上前の作品とは思えない。

とても面白かった。

期待通りの素晴らしい作品だった。

さすが富野由悠季監督作品!

これでやっとこの「聖戦士ダンバイン」について、ファンの1人として語ることができる。

久々に充実した連休を楽しめた。



まとめ 「聖戦士ダンバイ」全話観

今回、念願のダンバインを全話観て、感想をまとめてみた。

いまさらながら、良い作品を堪能できた。

観終わってしまうと、少しさびしい。

最後に思うことは、最近はガンダムが中心となりすぎ、それ以外のロボットアニメが減少していること。

ロボットアニメ=プラモという商業的なつながりが強すぎて、ダンバインのような個性的作品があまりないのは、とても残念でならない。

待っているアニメファンも多いので、ぜひやってほしいところだ。

またアニメで、エヴァンゲリオンのような社会現象はいつ起こるのか。

ダンバインのような、魅惑的なロボットアニメの再来を、首を長ーくして、心待ちにしたい。




締めは、ダンバインのOPとED曲の豪華二本立てで。

OPからは「ダンバイン とぶ」を。



EDから「みえるだろう バイストン・ウェル」を。




個人的な趣味にお付き合いいただき、ありがとうございました。

またお会いしましょう (^_^;)

       






‥‥‥to be continued













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