戯れに読書時間を計った1時間17分
#いけない #道尾秀介 は思っていたよりサクサク読めました。
少しネタバレ行きまーす。
短編集というか連作短編集…?
読むとモヤモヤするかも。
再読したところで明確な答えは出ないしなぁ。
想像を楽しむ系の本です。
あるいは誰かと結論の出ない話をしたいときに。
第1章
想像とミスリード。
どこまで違和感なく読み進められるか。
この章だけ初出が東京創元社「蝦蟇倉市事件1」。
元々続く予定だった訳じゃ無かったのかな、と思ったらどうやら連作アンソロジーの第1話だったらしい。
第2章
初出「オール讀物」。
主観と若干の客観が入り混じる。
読み進めるにつれて違和感が少しずつ解消されていくことを狙っているのかも。
時折あるやや無理のある描写が違和感のもと。
信じるに足る証拠は少なかったものの、この時点ではラストは妄想少年が思い切ったんだと読んだ。
第3章
初出「オール讀物」。
宗教でもなんでも良いけど何かに強く傾倒することの怖さを想像した。
周囲との関わりがなければ人は容易く騙されてしまう。
それは育ってきた環境にもよるし、いま自分自身がいる環境にもよる。
特に現代は「失われた年数」によってさまざまな事柄が断ち切られたこともあり、誰もが少なからず何かに影響されやすい環境にある事を自覚した方が良い。
第4章
書き下ろし。
後日談。
明確に書かないところがこの本の特徴なんだと思って読んだ。
章末の写真
1.ネタバレサイト見て違いを知った
2.車に乗り込む子供の目的は?関係性は?
3.書き換えたのは…。
4.信じたところで結局思い込み
おわりに
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