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熊本県 球磨村 神瀬地区の現在(イマ)

※ 本記事は有料です。
売上金の
全額をボランティア団体に寄付いたします。
無料と有料で記事の内容は変わりません。

先日4連休の最終日、7月に九州豪雨で被災した熊本県球磨村神瀬地区にボランティアに行ってきました。その時の様子を動画にまとめましたので、まずはご覧ください。

現地に到着するまでに、被害を受けたところがたくさんあり、神瀬地区は特にひどく、鉄砲水に襲われ、2m以上浸水したそうです。
球磨村にゆかりがあるわけではありませんが、知人が過去に何度も足を運んでSNSでシェアしている様子を見て、私も何かすることができないかと常日頃思っていましたが、日程が合わず支援金を送っていましたが、今回やっと参加出来ることになりました。

行くとわかることが多々あるなと改めて気づきました。

現地に到着するまでに、窓がない家、ブルーシートが被された家、傾いた家、全てが流されて営業ができない郵便局や警察の派出所やお店など、多くの被災状況が目に飛び込んできました。

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流された、鉄道の橋と、車の渡る橋。

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さて、当日の作業現場は、公民館と、1軒のお宅の清掃でした。

なお、公民館の周りの家は全て被災しており、全ての家に泥が入ったようで、室内の泥を掻き出した後だけあり、窓もドアもない状態。とても人が住める状態ではありません。

公民館でドロ掻き出し作業

さて、公民館は、トイレや調理場を初めて、全ての部屋が泥で、利用できなくなっていました。
私は4連休の最終日だったので、調理場はきれいになっており、利用できるまでになっていました(すごい!)。

当日は午前中一部屋の床下の泥掻き出し作業と、玄関の掃除。半日でなんとか作業を全て終えることができました。

部屋の床下の泥掻き出し作業前

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作業後

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玄関の掃除前

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玄関の掃除後

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午後は民家で床磨き


午後には、民家でL字の廊下の床磨き作業。
被災した家の住民は、家を解体か住みたいか決めることができるそう。

聞いたところによると、最初は泥だらけになった自宅を見て、解体で話を進めていたそうですが、ボランティアの皆さんが清掃してきれいになっていく様を見て、長年住み慣れた家にやはり住みたいと決断したとのことで、掃除になお一層の気合が入ります。

ボランティアは、ただの復興支援ではない。人と人との心のコミュニケーションであるなと改めて感じました。

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L字の廊下を8名で磨きました。最初は靴がないと渡りたくないくらい汚れていた廊下も清掃後は靴で渡ったらバチがあたるまでにきれいになりました。

が、8名で作業しても作業はここまででした。各部屋、トイレ、お風呂にはまだ泥がたくさんついており、引き続き作業が必要でした。

以上が体験記になります。

本記事を見て、何か感じた方は、近くの方も遠方の方もできる支援をお願いしたい。以下に出来る支援の例を挙げさせていただきます。

難易度順に書いてます。できる範囲での支援をお願いします。

1. 見る・知る支援

見て知るだけが支援!??とお思いの方もいらっしゃることでしょう。僕もその1人でした。被災地の現状は、被災してから時間が経つとメディアの露出が極端に減り、忘れ去られてしまいます。今、この時、被災地で今なお奮闘している人がいるという事を知っていただくだけでも立派な支援になるのです。
被災地の現状を知っている人がたくさんいるだけで、被災した人、そこに関わる全ての方の力になるはずです。

2. 伝える支援

見る・知る支援で、もう少しアクションできる方は、是非この現状を色んな方に伝えて欲しい。
伝える方法として以下があります。

・知人やご家族に話す
・SNSで本記事をシェアする

是非、出来れば多くの人に知ってもらいたい。

3. 義援金

球磨村の神瀬地区は、特に多くの住宅が浸水しているため、家屋をきれいにするための用具等の物資が不足しています。ボランティア団体に義援金を送ることでその支えになります。

4. 現地で作業

一番難しく大変かとは思いますが、現地での作業人員が一番不足しています。
被災地は、メディアの露出が多いところにはボランティアの人数は多いのですが、メディアの露出が減ると、ボランティアの人数が激減します。

是非、ボランティアに参加出来る方はぜひご連絡ください。お繋ぎ致します。

最後に実際に参加した仲間たちがツイートしているので、是非ご覧ください。決して悲観するものではなく、みんな前を向いて作業にあたっていることが伝われば幸いです。 

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