出来る事で楽しむ「リモートポートレイト」
こんばんは。たにわきです。
私は去年、毎週末全国を飛び回って人を撮影することが多かったのですが、緊急事態宣言後、撮影する機会がなくなりました。
そこで、どうにか撮影できないかなと思案してたところ...
twitterで、写真家の蜷川実花さんがツイートしているのを知人がリツイートしているのを拝見しました。
「これは面白そう!」と、すぐさま、「リモート撮影しませんか?」とSlackで声をかけたところ、「撮ってください!」と、読みはじめると止まらない、読み手を笑顔にしてくれるnoteを書いている、のちこ@無職三十路女 さんに声を頂いたので、1時間半かけて撮影しました。
その時に、リモート撮影する側として良かったこと、気をつけたことをまとめてみました。
撮影される側の意見は、のちこさんが書いてくださっているので、参考にされてください。
撮影事前の準備
通常の撮影ですと、撮影前日までには、おおよそ以下の準備をしています。
・持っていく機材の準備
・現場の下見
・相手と服装の確認
ですが、今回は以下になります。
・撮影で使う機材の準備
・PCモニタをきれいに拭く
・コミュニケーションツールの確認(Zoom?LINE通話?Slack?など)
・モデル側のカメラ環境チェック(解像度は問題ないか?)
特にPCモニタの汚れは、撮影にダストとしてもろ反映してしまうので注意が必要です。
また、今回の撮影に至っては、モデル側のカメラ環境は問題ありませんでしたが、事前にしておくと良いかと思います。
撮影当日
私に撮影依頼いただける方は、8割以上の方が撮影慣れしていない方。緊張したままでは写真も緊張した表情になりますので、アイスブレイクから始まります。
ちなみに話しながらもシャッターは切り続けました。これは後でモデルさんに見てもらった時に撮影開始時点と、終盤で比較して表情の違いを見てもらう。という意図があります。
慣れていない方を撮影している時に、一番気をつけていることは、カメラを向けられた時の緊張をほぐしてあげることです。
良かった点
・相手の環境によっては私が撮影している姿が見えません。よってカメラを向けられている事を意識しないで良いため、モデルさんはリラックスできました。
・モデルさんが落ち着いた場所で撮影出来る。
・撮影時は、カメラの位置をモデルさんに指示しながらの撮影になるので、普通では体験できない撮影ができた。
改善点
・両者のどちらか一方でもカメラの解像度が悪いと写真がぼやける。
(フルHD以上が望ましい。今回は問題なかった)
・画角がモデルさんのカメラに依存してしまうので、事前に画角に見合った撮影内容を考えておく。
感想
普段、リアルで撮影することと違って、PCまわりの環境を考えたり、また、リモートならではのコミュニケーションのとり方だったりを考えたり、終わってみたらとっても楽しかったです。
撮影した写真の一部は、のちこさんが掲載してくれているので、是非ご覧ください。
是非、あなたもトライしてみてはどうでしょう?
また、ご興味ある方はお気軽にご相談ください。