映画 そして、父になる を見て想い出したこと①
そして父になるを観て
感じた事 親側の視点で 観ていたけど
途中から自分の子供時代の心が蘇った
それは なぜか?
(僕の記憶)
僕の記憶は 父と母に会うまでは ほとんど
覚えていない
写真をみたり 話を聞かされても ほぼ覚えていない
今でも 鮮明に映像が思い描けるほど記憶にあるのは
初めて父と母に会った時
それは 4歳の頃
初めて 父と母と そして兄と弟に会った
おぼろげに 以前も会ってはいたが
覚えてはいない
帰る家は違ったので 兄弟を兄弟とは思っていなかった
勿論 父と母の事も
覚えているのは
もう薄暗い夕方に 窓越しに 知らない4人が
こっちにおいで と言っていたあの日
『さぁ、帰るよっ 』
(知らない女の人)母が 少し強めの口調で
言った
帰るっ?って いつもいる家は この家なのに
変な人‼️ そう思った
すると
横にいる男の人(父)が 感高い図太い声で
『どお! 帰るぞ!』
と 笑いながら 僕の名前を呼んで手招きしている
誰だ? この人‼️
怖くなって 家の人に助けを求める
が⁉️
おじいちゃんもおばあちゃん
いつも 近くにいた 女の人(母の妹達)
も さぁ、と 背中を押して
知らない人に僕を預けようとした
思わず その手から逃げて
カーテンに包まっていると
すぐに見つかり なんだか説得された
『もうすぐ保育園に入るから
もう ここにいちゃダメとたい』
じいちゃんが言った
『いつでも ここに来ていいから。
近いから
ほら、あんたの お父さんとお母さんよっ
お兄ちゃんと 弟ととよ!』
ばあちゃんも言った
そして 今まで住んでいた家の中から
大好きな犬のぬいぐるみを 持って
その人達について行った
大きなぬいぐるみを取りに行こうとしたら
『そんなの車に乗らない
うちにもぬいぐるみは たーーくさん ある!
心配せんちゃ良かっ!笑』
感高い声で 豪快に 男の人が言った
そして父になるを見て想い出したこと②へ
つづく
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