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いつでもあると思うな。と思って生きることにする。
タイトルはとっても真面目な感じになってしまったけれど、そんなに重い話ではないので読んでみてね。
2019年の暮れに近づいてきた頃、衝撃のニュースが飛び込んできた。
首里城が火災によって焼失。
衝撃だった。
あんなにも美しく聳え立っていた、沖縄のシンボルが一夜にして焼失した。
日本中が悲しみ、沖縄に想いを馳せたことだろうけど、沖縄の人は僕らが想像するはるか以上に、悲しみ落胆したと思う。
僕も日本の関東の片隅でそれを悲しんだうちの一人ではあるけれど、悲しさとともに後悔もした。
つい昨年まで沖縄で2年近く暮らしていたにも関わらず、一度も首里城を訪れていなかったから。
首里には仲のいい友達家族もいるし、首里城の中では知人も働いてたから、遠い存在だった訳ではない。いわゆる
いつでも行けるから
と思っていた。
そんないつでも行ける場所が突如として焼失した。
実際、焼失したものの入れるところはあるから行けない訳ではないのだけど、あの美しい姿を見ることはできない。
もちろんこれは日常に溢れている話だと思う。大切な人が急にいなくなったり、自分が病気とかでどうしても動けない状況になる時もある。こればっかりは避けられないことなのかもしれないのだけど、改めて今回の首里城の一件で強く感じた。
行きたい時にいく。会いたい時に会う。伝えたい時に伝える。
もちろんそうしたくてもいろんな理由でそうできないことが多い。でもちょっとの勇気や、ちょっとの努力でできるのであれば、そうしたい。
チャップリンの映画「ライムライト」で僕がとっても好きなセリフがある。
人生において必要なのは、勇気と想像力と少しのお金だ。
さすがチャップリン。仰る通りでございます。勇気だよね。
マット・デイモン主演の映画「幸せへのキセキ」でもこんな素敵なセリフがある。
たった20秒の勇気をもて。そうすれば素晴らしい結果をもたらす。
マット・デイモンが息子への恋のアドバイスとして使ったセリフ。(他にも重要なシーンで出てくる)
(どちらもオススメの映画なので観て欲しい。)
僕らは紛れもない自分の人生を生きているはずなのに、知らず知らずで、常識や世間体や、他人の目を気にしてしまっている。
実際は誰も見ていないよね。
そんなどうでもいいことで、後悔したくないんだ! そう誰もが心では思っている。でも今年は2020年だし。オリンピックイヤーだし。なんか色々運気もよさそうだからさ。そんな2020年は自分の気持ちに素直に生きようと思う。そんな訳だから、いっぱい動いて感動して、会いたい人に会うぞ。頻繁に僕から連絡がくると思ったら、「前から会いたかったんだな、会ってやるか」と広い心で受けとめてくださいな。
そういえば、明日やろうはバカやろうっていつかのドラマでも言ってたもんな。
2020年に入って早々に沖縄へ行くことが決まった。最初の目的地は迷わず首里城を選んだ。