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内藤 晃
2023年7月6日 15:55
クロード・ドビュッシー(1862-1918)の《子どもの領分》(1908年)。愛娘シュシュのために書いたこのチャーミングな組曲のフィナーレを飾るのが、〈ゴリウォーグのケークウォーク〉です。一風変わったタイトルで印象に残りますね。ケークウォークは、「ウン・パ、ウン・パ」という2拍子のリズムが特徴的な黒人のダンス。万博でジャワ島のガムラン音楽に魅せられて、その音階で曲(〈塔〉)を書いてみてしまったミ