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四半世紀記念の振り返り + 行動指針
今年は、生まれてから25年経ったの節目の年だなと勝手に思い立ったの勢いで振り返りをしてみたいと思います。徒然なるままに書き綴っていく為、読みやすさの考慮は一旦無視することとしましょう。
生まれた年からこれまで記憶を遡れる限り箇条書きをして行ってみると以下のようになるはずです。
0歳:
記憶なし
1歳:
記憶なし
2歳:
記憶なし
3歳:
記憶なし
4歳:
熊本で父が建てた一軒家に引っ越した
5歳:
保育園の友達に誘われて、地元のサッカークラブに入った
6歳:
サッカークラブ継続
7歳:
サッカークラブ継続
保育園卒業?
小学校入学?
8歳:
サッカークラブ継続
9歳:
サッカークラブ継続
持久走大会で何故か一位を自発的に譲ってしまった
10歳:
サッカークラブ継続
ハンドボール部に入部
11歳:
サッカークラブ継続
ハンドボール部継続
12歳:
サッカークラブ継続
ハンドボール部継続
ローカルTVの小学校対抗長縄跳び選手権にクラスで出場して優勝
小学校卒業
13歳:
中学校入学
ハンドボールを続けることを選択
春の全国大会でベンチ入りした
14歳:
ハンドボール部継続
春の九州大会で優勝
駅伝の強化選手に選抜されて5区くらいを走った
15歳:
ハンドボール部引退
夏の九州大会2回戦で敗退
駅伝の強化選手に選抜されたけど疲労骨折でベンチ待機
高校受験前期課程で合格
医者になろうと思ってた
16歳:
ハンドボール部入部
即レギュラー入りした
先輩の最後の県大会で、3回戦負け
体育祭で応援団をした
学年末テストで学年3位になった
まだ医者になろうと思ってた
17歳:
ハンドボール部継続
キャプテンに任命された
県大会で2位になった
30年ぶりに九州大会に出場した
学年末テストで学年3位だった
化学が苦手になった
医者になることを諦めた
英語で仕事がしたいと思った
当時の担任の先生から「英語だけでは仕事ができない」と言われた
英語+αは何かと考え始めた
足首の靭帯を切って手術した
18歳:
最後の大会で県内3位だった
その年のベストセブンに選ばれた
夏休みにアメリカに短期で留学した
海外の学生との差を実感して英語を勉強するようになった
卒業後は留学したいと思い始めた
英語+αは何かと考え続けていた
国立大学の推薦入試で落ちた
国立大学の一般前期入試で落ちた
国立大学の一般後期入試で合格した
後期入試のついでに留学するための専門学校/短大も受験して合格した
留学するための選択肢を選んだ
19歳:
東京に引っ越した
英語だけの勉強を3ヶ月した
留学したらビジネス専攻にしようと思っていた
Webデザインのクラスをとった
アメリカの大学の単位を1年分日本でとった
異様な学習意欲の留学仲間ができた
塾講師のアルバイトをした
20歳:
アメリカのカリフォルニアに留学した
シャアハウスを始めた
友達が増えた
パーティーに参加するようになった
成人式のために一時帰国した
21歳:
コミュニケーションデザイン学部に入るための選抜試験に受かった
学内のデザインオフィスでインターンをすることになった
大学の教授と仲良くなった
夏休みに一時帰国した時にNPOカタリバのイベントに参加した
情報デザインのクラスをとった
タイポグラフィのデザインのクラスをとった
22歳:
学内デザインインターン継続中
デザイン史のクラスをとった
本のデザインのクラスで教授補佐として雇われた
卒業前にDubberly Design Office(DDO)でのサマーインターンが決まった
Magna Cum Laudeという賞をもらった
Outstanding Graphic Design Studentという賞をもらった
大学を卒業した
一時帰国帰国した際にTOEIC受けたら990点だった
サンフランシスコに引っ越した
23歳:
色んなことが初めてすぎて落ち込んだ
Hugh Dubberlyと出会った
CMUの学生たちと一緒にHughのワークショップを受講した
Ryanに毎日うざがられるくらい質問した
そうさんと毎週末飽きずにフォーを食べに行ってスタバで勉強した
RobinとPaulと一緒に理学療法士系のソフトウェアデザインの案件をやった
Knutの案件のビジュアルデザインを手伝った
Hughと政府系システムの図解と案件をやった
1年通してIoTデバイスの開発の案件に関わった
大学の教授の家に遊びに行った
日本に完全帰国した
体重が留学当時より20キロほど増えていた
24歳:
Techfirmにサービスデザイナーとして入社した
優秀な人達と仲良くなった
金融系の案件にアサインされたというかいつの間にか主担当になっていた
とりあえずDDOでの経験を継続したらうまくいった
プロジェクトマネジメントの大切さを学んだ
大規模案件のドキュメンテーション(design rationale)の大切さを思い知った
デザインは、政治だった
Hughから学んだことが実践を通じて血肉となった
図解マンとして扱われるようになった
清水淳子さんのイベントに参加して色んな人と繋がった
転職活動を通じて自らの日本での市場価値をなんとなく理解した
ゆめみに転職することを決めた
25歳:
さていよいよ25歳になるらしいです。
高校生の頃の自分が思っていた25歳と言えばもっと大人でかっちりした印象を持っていました。しかしながら、いざ自分がその年になってみると精神年齢的には高校生くらいからそこまで変化の無いように感じられたまま、親から独立し、仕事をして、お金を稼いで、毎日衣食住の欲求を満足させることができています。このことを当たり前と思ってもいいのかもしれませんが、これまでの自分が色々な人達と巡り合い、支えてもらいながらここまで来たことを思うと感慨深いものもあります。
日本に帰国してから思うことは、日本は宗教的な背景もあるからなのか「雑食」という言葉がとてもしっくりくると感じています。つまり「〜あるべき」という「型」は存在しないように感じるのです。初めのうちはこの「べき」の理論が無い世界は嫌悪すべき対象として感じていましたが、ここ数ヶ月で自分の中の考え方が変わったように感じます。
この「べき」が無い世界だからこそ、多様性を許容し、融け合い、紡がれるという独特な「型」が存在するのではないかと日々思っていますし、こちらの特性の方が実は日本の文化の本質的な特性として近いところなのではないかとも考えています。
しかしながら、それと同時にその本質的な特性とは正反対の指向性を持つ「恥の文化」、時間をかけて矯正された「解を導き出そうとする思考」、メンタルモデルの順応時間を許容しない「グローバル化」と「爆発的な情報量」など様々な要因が日本から世界を牽引するような価値を発信することを妨げている要因として存在するのでしょう。
「学習」という現象には常に2つのフィードバックループが存在することが、サイバネティクスやシステム思考の分野では認識されています。
1つ目のループが、「第一次フィードバックループ」です。これはエアコンが部屋の温度を一定に保つ仕組みのことを指したり、直近の業績目標を達成するための試行錯誤を繰り返すPDCAなどのサイクルのことを指します。こちらが昨今「Aglie」という言葉で革新的な方法論として華々しく定義され、脚光を浴びて、様々な組織や起業家この仕組みを取り入れようとしています。この仕組みそのものは別段何も悪いことはありません。しかしながら、このフィードバックループだけでは「学習」の真のサイクルを実現させることはできません。
ここで大切になってくるのが2つ目のループである「第二次フィードバックループ」です。このループは、第一次フィードバックループそのものの仕組みを変容させるような大項目の目的を再定義する役割を持っています。例えば先ほど述べた例を使えば、エアコンが部屋の温度を一定に保つことを設定したのは、「利用者が室内で快適に過ごす」という目的を達成するためであり、直近の業績目標の達成のための試行錯誤を繰り返すのは、その目標のさらに上にある会社の存在価値やビジョンを達成するために行う行動です。
デザイン---修辞法的なリフレーミング---が、真価を発揮するのはこの第2次フィードバックループであると自分は確信しています。自分がデザイナーとして活躍したい範囲はここにあります。
このnoteは、完全に勢いで書き始めたため今集めている参考文献やインターネット上の情報を適切に活用した内容にはなっていませんが、これから自分が目指す分野で活躍するためには、これまで通りの旧時代的な「デザイン」という枠から抜け出す必要があると感じています。これ今後クライアントワークを続けていくこととも紐づいて行きますが、自分にとってのデザインは、人生の哲学なのだと考えています。武士道のような「道」なのです。
この人生の哲学としてのデザインを精緻化できていませんが、思いつく限りでミニマムで書き出してみたいと思います。
1.
それは、自分または誰かにとって価値がある / 意味がある / 愉しいか?
Is it valuable / meaningful / delightful for me or somebody else?
2.
それ与えられた形式は、その文脈において適切か?
Is its form in a harmonious relationship with a context in which it is used?
3.
それに他の人が自身の力で拡張できる抽象性の高い要素を備わっているか?
Does it have a set of abstracted elements that people can creatively use to build something new.
今の自分には、この哲学を持って編集する「素材・マテリアル = コンテンツ」を自分の内側から生み出すことができません。デザインは、いつだって「フレーム = 枠組み」だと感じるからです。このギャップを埋め合わせてくれるのがクライアントワークです。あくまで自分のビジネスではない為いくつかの制約は存在することになりますが、それでも1つ1つ丁寧に案件に取り組むことで得られる知識と経験は、今後の糧になると確信しています。
近いうちに、このデザインが「フレーム = 枠組み」という話について考えてみたいと思います。そしてその「フレーム = 枠組み」と「素材・マテリアル = コンテンツ」と連関性にも言及することができればと思っています。
本記事でも前述しましたが、今後は以下のようになります。
本日より株式会社ゆめみ(@yumemiinc )にてUXデザイナーとして働きます。
— Akira Motomura (@akira_motomura) August 1, 2019
クライアントワークをメインにサービスの企画・設計における質の高い付加価値を提供しつつ、これから大きくなる組織の設計にも自分の持てる力を生かして頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
まだ数日の所感かつ個人的な感想ですが、ここでは自律の精神をもって社内からの評価と市場からの評価を上手く糧に・コントロールしながら行動していくことが求められる環境だと思います。精進したいと思います。
そして、25歳からはもっと健康にも気をつけて運動したいと思います。
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