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【仕事が好き?嫌い?】具体的に考えることで見えてくる理想の働き方。

「あなたは今の仕事が好きですか?」

「好きか嫌いかわからない。」
「好きな…はず。」
もしくは「大嫌い。」

少しでも悩んだ方はもちろん、「好き」と即答できた方も、是非最後まで読んでいただきたいと思います。

それは、仕事を単純に好き嫌いで割り切ってしまう背景には、自分にはどんな仕事が向いていて、どんな仕事が苦手なのか把握できていない可能性が潜んでいるからです。

そこで今回は、仕事を好き嫌いで考えてしまう危険性とその対策について書いていこうと思いますので是非最後まで読んでいただけたらと思います。

仕事が好きな人っているの?

減少する「仕事が好き」なビジネスパーソン

少し古い記事ですがこんな調査があります。

企業のブランドコンサルティングを支援する株式会社リスキーブランドが、日本人男女ビジネスパーソンを対象に行った「日本人の仕事意識」の調査データによると「仕事が好き」「仕事がまあ好き」と答えたビジネスパーソンの割合は、2008年では60%だったのに対して2017年後には45%と9年間で15%減少する結果となった。とのこと。

2017年の調査なので今はもっと低いことも考えられますね。

半分の人は仕事が好きで半分の人は仕事が嫌いという状態のようです。
現在のデータが見つかりませんでしたが…
あなたは今の仕事が「好きですか?嫌いですか?」
それは本当に好きなのでしょうか?嫌いなのでしょうか?

仕事を好き嫌いで考えること

この話をすると「仕事は好き嫌いでやっていない。」という方もいらっしゃいます。もちろん、「嫌いだからこの仕事はしない。」と言うつもりはありません。

好きな仕事は、「やりたい仕事」「ワクワクする仕事」「自ら進んでやりたい仕事」のこと。

嫌いな仕事は、「やりたくない仕事」「つまらない仕事」「できることならやりたくない仕事」とのことです。

そもそも仕事は、さまざまな業務の組み合わせで成り立っています。

私の場合、
利用者のリハビリはもちろん、退院調整会議、担当者会議、新規利用者の同行訪問、計画書・報告書・情報提供作成、緊急時対応、事業計画の立案、行動計画立案、研究発表の素案作り、事業所に営業活動、カルテ記入、訪問スケジュール調整…まだまだ挙げればキリがありません。

これらの仕事全てを一括りに「好き」「嫌い」では言い切れないと思うのです。

つまり、「今の仕事好きですか?嫌いですか?」と言う問いに対して、「好き」「嫌い」の2択で答えることは難しいのです。

好き嫌いで答えるのであれば、
「利用者の方のリハビリしているときはとてもやりがいを感じるし、好きだけれど、会議等では緊張してうまく喋れないから苦手で嫌い。」
となるのではないでしょうか。

好きと嫌いの具体化

つまり好き嫌いと即答できる人は自分が好きな仕事、嫌いな仕事が区別できていない可能性があるのです。

これが理解できていない場合…
「気づいたら仕事のやる気がなくなっていた。」
「とりあえず転職したい。」
など、漠然とした理由で仕事に対してのモチベーションが下がってしまったり、転職してしまったりします。

もしも、自分が好きな仕事ができていないせいでモチベーションが下がっているのだとしたら、「もっとこんな仕事がしたい。」と上司や人事部に相談することもできるでしょう。転職するにしても、次の職場では「こんな仕事ができる職場に転職しよう。」と前向きに転職することもできるはずです。

自分の価値観に合っていること、得意を発揮できること、興味あること。これらが損なわれている仕事ではやる気はでないでしょう。強いて言えば、自分らしくない状態ともいえると思います。

好き嫌いのバランス

全ての仕事が「好き」なことが理想ですが、少数派でしょう。

「好き」なことがゼロであれば苦痛なはずです。
しかし、「好き」な部分があるから「嫌い」なことも頑張れる。

大切なのはバランスです。
きっと「仕事を辞めたい」と思っている人はそのバランスが崩れています。

好きと嫌いの比率は、人それぞれでしょう。

自分は仕事のどんな部分が好きでどんな部分が嫌いなのかを理解しておくことは、「嫌い」な部分を耐える理由になり得ると思います。

また現在は100%「嫌い」だけど未来の「好き」のために頑張れるかもしれません。

もし今の仕事に悩んでいるなら、自分は今の仕事のどんな部分が好きでどんな部分が嫌いなのか考えてみるのも良いかもしれません。

そして「好き」の部分を理解して働き方を考えるのが理想ですよね。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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