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低スペックで恋愛弱者な普段ノンケ生活系ゲイはどのような人生戦略が必要になってくるのか

私は今年で33歳になる男性同性愛者だ。
今まで彼氏というものはできたことない。
彼女ももちろんできたことはない。
モテるという経験もしたことがないゲイ的恋愛弱者である。

また、優れた学歴があるとか、大企業に勤めているとかもなく、中小企業に勤める安月給のサラリーマンだ。大した年収も稼いでいない。

2丁目で女装してゲイバーで働いたり、オネェタレント的な話術もない。

ちなみに家族や友人にカミングアウトしているわけでもない。

いわゆる低スペックな普段ノンケ生活系のゲイである。

そこでつくづく思うのが、スペックの低いゲイは今後どうやって生きていったら良いのか?ということだ。
この世に出版物は多いけれど、基本的に全てノンケ向けのものばかり。私みたいな低スペックゲイでも共感できて、実現可能な人生指南書とかって誰か書いてくれないものだろうかと。だってゲイ特有の悩みとか、そういうのって、意外とあるわけで。ネットとかである程度調べられるけれど、それをまとめてくれる人とかいないのだろうか?と思ってしまう。

ゲイとして生きる思春期、青年期、成人期、壮年期、老年期。それぞれに問題は山積みのはずだ。恋愛、結婚、セックス、友人関係、親子関係、介護、仕事、自身の老化、お金、自分の死への準備。そして多分、私は彼氏とかパートナー的な人ができる気配は今の所ないので、なんとか独り身のゲイとして人生を泳いでいかなければならないということだ。

私は私の人生に責任があって、自分を幸せにする必要がある。だからなにか指南書が欲しいと思ってしまう。ただ、当たり前だが誰も書いていない。

じゃあどうすれば?

自分で書いてみるしかないのかも…と思ったりする。

私は性的にはマイノリティーではあるけれど、だからといって特別何か才能に恵まれているとか、有能な部分があるわけでもない。ゲイとして産まれるというのは、遺伝子を残すという観点から考えるとマイナス要素ではあるが、そのマイナス要素を補填して何か才能を与えてくれるほど人生は甘くない。

ただ、文章を書いたり読んだりすることは好きなので、とりあえずnoteに書いてみようと思う。

よしながふみの漫画に「昨日なに食べた?」という漫画があるのだが、あれを読むたび、普通のゲイの日常を描いているようで、めちゃめちゃ勝ち組ゲイカップルじゃねえか!とツッコミを入れてしまう。あんなにバリバリ勝ち組ゲイみたいに幸せになることは難しいかもしれないけれど、自分なりの幸せを獲得するために、ちょっと色々と考えてみようと思う。


そう思いながら自己啓発本を読んでいる。
ただ、基本的にそういう本を読むたび思うのが、本を書いて出版するレベルの人は高スペックで非常に優秀なのだ。
書いていることを鵜呑みにして、実践したとして、私のような人間でも上手くいく可能性はどれくらいなのか…ということである。

そんなことを考えながらも、夏休み中に色々と書籍を購入しているので、それらの読書感想文を書きながら、どうやって生きていくか?を考えてみたい。


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