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【読書感想】ブスのマーケティング戦略 田村麻美著 を読みました!
こんにちは、じゅくしんです!
今日の読書感想は、
ブスのマーケティング戦略
田村麻美著
です!
いやー、めっちゃ面白かった。
私は割りと、面倒臭い系のゲイというか、頭の中がこじらせ女子志向になっていたのだが、そんな頭の中をハンマーでガンガン殴られたような衝撃が走った。
小学校時代に自分のことをブスだと気づいた著者が、ぜひとも20歳までに一度セックスをしてみたい!と言う性的欲求をエネルギーにひたすらガリ勉をし(イケメンとはセックスできないだろうから、せめて優秀な男とセックスをしたいと言う欲求のため)いい大学に入り、大学に入ると隔週で合コンをしてひたすらトライアンドエラーを行い、自分が売れるマーケティングを模索し、自分を客観的に商品として見ることにより、男性と付き合うことに成功。結婚し、子供ももうけて、最後には大学生時代に取得した税理士の資格をもとに税理士事務所を開業した。
ものすごくバイタリティーに溢れた女性の物語である。読んでいてひたすら勇気をもらえて面白かった。著者はひたすら自分の本能に忠実で、だけど客観的にものを見ることができて、努力家で度胸もある。うまくいかないことに対して分析を行い解決を行う能力がめちゃ高い。
著者は
「ブスだと言うことを受け入れるためにどのような心がけが必要ですか?」
と言う質問に対して、
「馬鹿野郎。自分がブスだと受け入れる事は辛いことだ。打撃を受けない形などない。しかし、いちど思い切って自己評価を0にすれば、具体的に武器として何を装備していくべきか考えられる。素直に自分と言う存在を受け入れ、それを今後どう改善していくのか、戦略を考えたほうが建設的だ」
と答えている。これは本当そうだなぁと。
また、こうも書いている
「自分に嘘をつくな! 格好つけるな! 好かれたいんだろう! セックスしたいんだろう! その愛欲・性欲を認め、エネルギーにするんだ!」
堂々とこう書ける著者のパワフルさにひたすら元気をいただきました。
あー面白かった!私も恋人作りと仕事をがんばろ!