2020
あけましておめでとうございます。
そして、阿吽:ミソゲキ2019無事終演しました。ご来場有難うございました。
久し振りにnoteを開いたらどうやら書き初めを募集しているらしい。ということで、小生も書き初めしてみようと思う。
2019年は本当に変化の年だった。大人の劇団に関わったり。成人したり。悔しい思いをしつつも賞をとったり。恋人が替わったり。ゼミに入ったり。バイトを始めて、辞めたり。祖父が死んだり。在り処も少しは有名になってきたんじゃないかなと思う。大人の演劇人から評価をもらえることも増えたし。昨年いちばん良かったことは、自信を持って劇作家を名乗れるようになったことだ。それから、次の現場に繋がる話をいくつか頂けたこと。
いつも今年の抱負というものを作らない。小生には今しかないし、明日には死んでいるかもしれないから。目標ってものにあまり意味が見出せない。
だけど、昨年推し(マッツ・ミケルセン。小生の人生でいちばん好きな人。というか神様、信仰対象。)とツーショットを撮ってしまったので、いよいよ本気でいつ死んでもよくなってしまった。なので、死なないためには現場を入れ続けなければいけないし、目標がいる。今は目標を達成するために死なないのではなく、死なないために目標がいる。
目標その1。戯曲賞に応募する。
とにかく評価が欲しい。名前のある評価だけが全てじゃないってわかってるのだけど、やっぱりわかりやすく認められたい。だってそうでしょ、お客様はみんなわかりやすいものがお好きだ。だけど「わかりやすい」芝居は美学に反するし、プライドが許さない。だから、評価が欲しい。客を呼ぶためにも、育てるためにも。
それに、名古屋の学生演劇だけに目を向けていては駄目だと思うのだ。いずれ井の中の蛙になってしまう。そりゃ勿論賞を獲りたいけど、それ以上に講評が欲しい。ちゃんと他人の視点から自分の作品を見たい。
目標その2。単独公演を打つ。
これは昨年からずっと考えている。長編が見たいというお声も多く頂けるようになったし、長編に耐えうる人材との繋がりもできた。劇作家としても、長編に耐えうる体力をつけたい。それに、4年生になったら就活が始まる。この先働き続けながら演劇を続けるためにも、就活は真面目に取り組みたい。その前に単独公演を一度はやりたい。3年生になる今年がラストチャンスだ。
あと、やっと覚悟ができたのだ。この先一生抱えていくであろう問題からずっと逃げ続けてきた。だけど、祖父が亡くなって、ちゃんと向き合わなきゃと思った。人生なんて一瞬だ。ちゃんと向き合わないと、書かないと、後悔したまま死ぬのは嫌だ。きっと苦しいし、痛いだろうけど、それでもちゃんと書かなきゃ。
2020年はそんな感じ。今年も無事生き延びれるといいな。
本年もよろしくお願いします。
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