「紹介」で失うものってあるのかな #Spreadyコラムリレー
#挨拶と自己紹介
どうも、マインドフルネス西村です。盟友であるHiromi Yanagawaさんが気合いを入れて立ち上げたサービス「Spready」のコラムリレーにお声がけいただいたので、気張って書きます!まずは簡単な自己紹介から。
自分を表すキーワードとして、
・マインドフルネス
・人事
・事業開発
・吉田松陰
・読書モンスター(毎月最低30冊の本を読む)
・コーチング
・諦めること(New!)
・価値の最大化(New!)
みたいなことを書きました。他のnoteもお時間あれば是非ご笑覧ください。下記は今後の自分について考察したものになります。
#何について書くのか
さてさて、今回のコラムリレーですが、こんなテーマでみんなで連載しています。
#Spreadyコラムリレー は、「企業と個人の関係性」「人を紹介するということ」などについて色んな方の意見を聞いてみよう!という企画です。
「ご縁つなぎのプラットフォーム」を作っているSpreadyでは、人と組織の新しい繋がり方を作り出し、「日本の労働力の流動性を高め、労働人口の減少という社会課題に向き合うこと」と、それから「多くの人が自分の"やりたい"に出会い続ける社会を作ること」を目指しています。
この世界観に共感したメンバーによる#Spreadyコラムリレー では、企業と個人の関わり合い方について様々な意見が出てくることと思います。どうぞお楽しみください!
ですので、僕は今回、人と人を繋ぐこと=「紹介」についてダイレクトに書いていきたいと思います。「紹介」は、自分の中では当たり前のことですし、事業をしている時などは基本的にはめちゃくちゃ紹介に助けられたし、紹介することで得られるものがめちゃくちゃ多いと思っています。
#紹介っていいことだけじゃない
ただ、過去には手痛い失敗もしてきました。紹介する側としても、紹介される側としても。ここでは「紹介元(仲介者)」として、人を繋ぐ際に失う可能性のあるものに限定して、考察していきたいと思います。まずは、こちらにまとめてみます。失う可能性のあるものは大きくまとめると3つになりました。
【紹介することで失う可能性のあるもの】
1、紹介先との信頼関係
2、被紹介者との信頼関係
3、高いレベルでの自尊心
#信頼関係を失う可能性
これは、分かりやすいと思います。紹介元として、被紹介者、紹介先というプレイヤーとの関係性を損なう可能性です。解説は後でするとして、まずは列挙していきます。
1:紹介先との信頼関係を失う可能性のあるケース
・紹介された人が「自分が何を目的に紹介されているのか分かっていない」というフワッとした紹介であるケース
・紹介された人が礼儀を欠いているなど、「そもそも人としてどうか」というケース
・紹介された人が自分の解決したい課題に対して、適切でないケース
2:被紹介者との信頼関係を失う可能性のあるケース
・紹介先の求めているものが事前に聞いていたものと違い、自身で貢献できず時間の無駄が発生してしまうケース
・紹介元=仲介者が何らかのメリット(金銭やバーター)などを得ているのに、それが被紹介者に共有されていないケース
・紹介先の対応が礼儀を欠いているなど、この「紹介を大切にしよう」という気持ちが少ないケース
#なぜ高いレベルでの自尊心を失うのか ?
上記の2つは「まぁ、そりゃそうだわな」という内容かとも思うので、一つ変わった切り口から失う可能性のあるものについて言及したいと思います。そして、これは今まさに自分自身が感じていることでもあります。
3:高いレベルでの自尊心を失う可能性のあるケース
・Valueが発揮できているか明確でない紹介において、自分自身の価値を錯覚し、低いレベルの自尊心を得るに留まってしまっている
・紹介先との関係性を履き違え、安易な自尊心を得てしまっている
どういう意味か解説していきますね。
年の功なのか、繋がって頂いている方々の数が多くなり、そしてそのレベルも高くなってきていると感じています。その結果、人と人を繋ぐことが多くなってきて、繋ぐだけで感謝されることが多くなってきました。その時に、
あぁ、俺いいことしてる!めっちゃいいやん!(なぜか関西弁)
っていう気持ちになりますね。そして、その気持ちを1年ぐらい前までは強く感じていました。ただ、ある日から「あれ?あの紹介ってその後どうなったんだろ?」って思う案件が多くなっていったのです。
言い換えれば、「いいことしてる」という低いレベルでの自尊心は満たされていましたが、そこに終始してしまい「本当に自分自身は紹介元としてValueを発揮できていたのか」という確認は明確に怠っていました。
また、なんとなく紹介が成功したと聞いた時も危ないです。
俺、●●に△△を紹介して、うまくいったのよ。ええことしてるわー(なぜかまた関西弁)
この●●は「企業」「個人」など様々な場合がありますが、ここでその対象との距離を見誤ることがあります。
企業の場合:あたかもその業界や企業に詳しいかのように自身が錯覚する。
個人の場合:あたかもその個人と親しいかのように自身が錯覚する。
⇨どちらのケースにおいても、その話を聞いた人にも同様の錯覚をさせる
もちろん実際に、錯覚ではないケースも多くあると思いますが、自分の場合は単に繋いだだけなのに結構そういった錯覚に陥り、安易な自尊心だけを得ているケースが散見されました。要は「俺、有名人のあいつ知ってんねん!」的な薄ら寒いやつですね・・・。それ、地元が同じだけでしょ?的な。
#そういう事態に陥る理由
1と2の「信頼関係の喪失」も、3の「高いレベルでの自尊心に到達できない」というのも下記の要因によるものが多いと思います。
1、「紹介という行為そのものの重要性」の認識が甘い
2、双方への「期待値調整」や「紹介した後のケア」を行っていない
3、「被紹介者や紹介先への理解」が浅いことに認識が至っていない
4、「個人の感覚」で何となく繋いでいるため、自己流になっている
これ、書き初めは「わざわざ書くことなんかなぁ」って自問自答していたんですが、書いていけばいくほどに、この4つが解決したらもっと素敵な紹介が生まれていくなぁと思うに至っています。(草稿をメンバーには共有したのですが、書いていること結構ガラッと変わっていますww)
#どうしたらいいの ?
これ、結構明確な解の1つを今回見つけました。それは、
「紹介」のスキームをプラットフォームに乗っけて、プロフェッショナルと共に進めていく
です。言うなれば、商取引を「EC=電子商取引」という形でオンライン上のプラットフォームに乗せていくイメージです。現在は「メルカリ」というよりは、どちらかというとコンサルタントが担当してくれる「楽天市場」に近いイメージを持っています。
#考察
なんか、Spreadyのことを勧めるために書いたみたいになっちゃいましたけど、もともとこの結論はこの文章の書き初めに感じていたものと違っており、なんか自分でも少しびっくりしています。最初は「紹介のリスク」を知っておくことで、もっと有効な紹介ができるのでは?というような問題提起がしたかった文章でした。そんな中、自分の失敗談を思い返しているうちに、こんな結論に至ったのです。
僕は「Spreader No.2」(Spreaderというのが、サービスにおいて被紹介者を連れてくる人)ということで、かなり早くからこのプラットフォームに参加させて頂いていました。今回、この記事を書いてみて「ああそうか、自分が課題に感じていたことを解決してくれていたからだったのか」と改めて思い返した次第です。
(両画像とも、SpreadyのHPより)
#Spreadyは優しいサービス
最後にSpreadyについて、サービスとは関係ない部分で言及したいことを書きます。佐古さん率いる「Spready」。自分が感じているのは「サンリオピューロランド」みたいなサービスだなということ。ちょっと分かりづらいので解説入れます。僕の中で「テーマパーク」というものを下記の3つに分類していまして、
ディズニーランド(万人ウケ)=圧倒的No,1。デファクトスタンダート的な。
USJ(カッコいい)=刺激Max。流行の最先端を行っている的な。
サンリオピューロランド(優しい)=マイペース。知る人ぞ知る知る的な。
なんか、僕の中でサンリオピューロランドって優しいんです。あのキャラクター達がいつもいてくれて、変わらぬ感じで、やっぱり子供がメインの対象で「優しい」雰囲気。Spreadyはこの「優しさ」が溢れるサービスだなと思っているのです。HRのサービスで言うなれば、リクルートさんがディズニーランドで、ビズリーチさんがUSJなイメージかもしれません。
(となると、佐古さんはキティちゃんで、柳川さんはプリンか・・。あ、でも柳川さんはぐでたまぐらいがちょうどいい気もしているww)
#最後に
ということで、紹介初心者の方も、紹介玄人の方も一度「Spready」のことを知ってもらうと良いと思っています。やっぱ、「Pay Forword」が溢れている世界って素敵ですので、是非一緒にいい世界を作っていけたら嬉しいです。以上!
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