アキラ

『変わりゆく定年後のおっさんのスタイル』 こんなん誰も見らんからええやろ精神で綴る

アキラ

『変わりゆく定年後のおっさんのスタイル』 こんなん誰も見らんからええやろ精神で綴る

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はじめに...

こんなん誰も見らんからええやろ精神でしばらく綴ってみようと思う 還暦、定年を迎えた父の様子の娘メモ 長かったり短かったり ルールを作らない 今をだーっと書く、丁寧に書かない きっかけは、父が定年を迎え数か月が過ぎた 厳格で真面目で几帳面だと思ってたんだが最近そう思わなくなった 元々こういう性格だったのか分からないが 私にとって考えられない変わったことが多くなってきた ・使わせていただいてる画像には敬意をはらっています。文章に合わせたものを選ばさせていただいております

    • 私のマネばかりをする父

      スマホを使ってる私を見て自分も思い出したようにタブレットを見る 私が髪を結んでいたら自分も髪を結び直す 車に給油をしないといけないのを思い出し行くと、自分もしないといけないことを思い出し行く 台風の時、停電に備えて自分用のライトを持ち歩いていたら私のライトに興味を持つ 自分も似たようなものを持っていたことを思い出し、持ってきて近くに置いておく

      • おこぼれをもらう父

        家族がコーヒーをドリップしていた 数杯分まとめていつも作るので、 父はそれを密かに狙っていたのか出来上がった瞬間、 自分のマグカップに注いでいた 出来たてでたくさんあるので遠慮なく注ぐ 最近は面倒くさいのか自分でドリップすることが一気に減った

        • 父の言葉づかい

          還暦すぎると赤ちゃんに戻ると聞いたことがある そういうのは昔の何たらとかそういうものだと分かっているけど、 笑えない事案もあったりする 機嫌がいい時や自宅のトイレに行きたくて駆け込む際、 「ちっこちっこー!」と言いながら走ってる時がある 昔の仲間との旅行の計画のことを「お泊り会」と言ってる マジで幼児かよ…と思う 幼い子どもは口の発達の関係でサ行が言いづらく、 「サ行」が「タ行」になること目の前で見てきたから知っている しかし、父は幼い子どもでないしサ行もタ行も言い訳

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        はじめに...

          髪を結ぶ父

          私が髪を1つに結んでるのを見て、 自分も髪を思いっきり撫で、 後ろへ引っ張り髪を結ぶ そのやり方はますますハゲる 最近は髪の長い女性が結ぶかのように、 少し反り返って必死に髪を束ね、 上の方で括りたがる この人…私の父か?と時々疑問に思う

          髪を結ぶ父

          好きなものを否定してくる父

          私たちが好きなのを否定してくる それはおかしいやろーと自分の正義貫いて否定してくる 食事中にTVに向かって目の前でその否定っぷり発揮はやめてほしいし、 それを言うと空気が悪くなると思わないんだろうな 空気読めない父だ

          好きなものを否定してくる父

          父の1日の流れ

          朝、私より先に起きて朝食を食べ終えてテレビを見ている 朝食は自分で準備をしない ニュースの時間帯が終わるとタブレットで動画を見始める 小学生がひっくり返ってうつ伏せで見るスタイルと同じ その間誰かが外出の支度を始めると勝手にそわそわして、 見ている動画を一旦止め外に出る タバコ吸いに…(本当は吸うつもりで出てはいない) お昼、呆れて見かねた母が毎食テーブルというか父の前まで食事を運ぶ 父は5秒で起き上がり即座に食べ始める いただきますもごちそうさまも美味しいも一切言わな

          父の1日の流れ

          多分クモが嫌いな父

          初夏から寒くなり始めるまでの数か月間クモが結構家の中に出現する 見つけてはその都度外へ追い出している 古い家に出るような足が長めで、とても大きいのが出た時とかは 呼んでもなかなかフォローしに来てくれない 先日父のそばにピョンピョン飛ぶ小さなクモが出た時、 クッション片手に「しっ!しっ!」 と何かを追い払うように言いながら外へ誘導してた いや…クモに「しっ!しっ!」って…と思うと面白くなり、 その場で笑いを堪えるのに私は必死だった(笑)

          多分クモが嫌いな父

          あげ足を取りたがる父

          家族から不本意なことを言われたら黙って根に持っているようで 何かあった時、速やかに上げ足を取るようなことを言う 以前はスルーしてくれたりそんなこと言う人じゃなかったんだけどなぁ なんでこうなったのかな…

          あげ足を取りたがる父

          舌が凄いのをひけらかしたい父

          私が作った揚げない唐揚げをつまんだ父が言った言葉 「ジューシーさがない」(ひょうきんな素振りで上から目線) 私は無視した 父は私を見ていたが、私は目も合わせず返事を返さなかった 父的には私の何らかの返答を期待してたのかもしれないが、完全無視 返答する必要もない 一瞬、 「ひっくり返ってタブレットでしょうもない動画見てないで自分で作れや!」と言いそうになったが、それすら言う気も失せた 世のお父様方、お子さんが作ったものにジューシーさが無くても それを口に出さないほうがい

          舌が凄いのをひけらかしたい父

          家族以外に親切な父

          知人が出かけていて帰った報告のLINE(恐らくグループLINE)、 すぐさま「おかえり」と返す 家族にはそういう連絡をしたことないし、 言うこともあまりない 私も父から挨拶系のLINEきたこと全く無いし、 そもそもLINEも全く来ない

          家族以外に親切な父

          責任逃れしたい父

          年を取ったら無性に責任逃れしたいのかな 「あんたがそうしたじゃん」 「あんたがそう言ったじゃん」 父はこの言葉を結構使うようになった 責任をゴリ押し付けてくる

          責任逃れしたい父

          行動の前に「ん」と言う父

          動くときも「ん」と言う 私らに何かを渡してくるときも「ん」と言う (ここはトト□に出てくるカンタをイメージしてくれる勢いでいい) そしてこっちが「何?」と声を掛けてからしか話し始めない なにこれ・・・?

          行動の前に「ん」と言う父

          気づいていても無視な父

          みんなで夕食のおかず運んだり、 お皿並べたり、 食事の準備をしていても、 ひっくり返ってネットしていて無視 こちらを見ることもしない 準備が終わったら速やかに起き上がって、 誰よりも先に秒で食べ始める… いただきますも絶対言わない

          気づいていても無視な父

          飯はまだか、な父

          母の手術の2回目があった 父は相変わらず無関心で母より先に外出し母より後に帰宅した しかし手術の話や身体を気にかけるような言葉は全くかけない それどころか、いつものとおりひっくり返ってタブレット 夕方、その間私は夕食の支度をしていたが手伝う気も全くなくこちらも声を掛けてくることは無かった 19:00 態度で『ワシのメシはまだか?』状態 とりあえず出来上がった食事を食卓へ運ぶ 並べることは任せた風で… 並び終えたくらいでタブレットをやめ起き上がってご飯を食べ始める い

          飯はまだか、な父

          聞き耳は立てている父

          父が母の手術の事を電話で知人に話していた 結構詳しく。 すべて私らの会話を聞いていた内容である。 我が家の個人情報だだ洩れなくらい そんな話よそでするならまだしも、 リビングで大声でするもんだから聞きたくなくても聞こえてくる 私は身内のことを外に詳しく話すことがあまり好きではない 父は凄く母のことをフォローしてるよう聞こえるかもしれないが、この手術の件に一切自ら絡んでこなかった当事者なのである それを自分がめっちゃ手助けしたみたいな感じで話していて… いや、あんた何も

          聞き耳は立てている父