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斎藤元彦さんについて

昨日11月2日(土)13時前、神戸JR三宮駅前にて大雨のなか、斎藤元彦さんの街頭演説です。

MSNの記事中の写真を私が反対側から撮った状態が上なんですが、すごい人で近づけず!!それでも何とか入っていき、至近距離まで近づくことが出来ました。青い矢印(斎藤元彦のカラー)、かろうじて小さく写せているのが斎藤さんです。

写真撮るより両目でしっかり見届けたくてあまり撮れませんでした。お姿をこの目にしっかり焼きつけることができました。握手もさせていただきたかったのですがすごい人の中とても入っていけず、残念ながら断念しました。大雨の中、斎藤さんスタッフさんおつかれさまです。

私が斎藤さんをどうしても気になるのは、スケールはぜんぜん違いますが私も同じような目に遭ったからです。どういうことかと簡単に言いますと「仕事の上でどう考えても無駄に思える工程があり、無くして次の工程に統合したらどうかとお局に進言したらその工程のメンバーに失礼でしょう!!と激怒され、しょうもない虐めに遭った」。

そこのメンバーをクビにするのではなく(そんな権限私に無い)、次工程に移ってもらったらと言ってるのですが……私は元々その工程にいて無駄を感じ次工程に移った人間だったので、余計そう思えたんですね。で、どんな虐めに遭ったか、その一つ「だけ」を紹介しますと「Teamsのいいね外しをされた」。

Teamsで例えばAさんにメッセを送る時、@でAさんに紐づけて「回答ありがとうございました」とか「おつかれさまでした」と飛ばしますが、私のメッセだけ全スルーされました。他の方にはちゃんといいねしてるんでワザとなのは明らか。小学生かと大笑いしました。お局はデキる人なのでそこはリスペクトしており虐められても変わらずこれまで通りの対応し続けましたが、心中は結構辛かった。

noteのコメントのいいねみたいにTeamsのメッセも誰がいいねしたのかわかるので結構目立つようで、〇〇さん(お局)、若林に冷たいよね、酷いよね、と言ってくれる人がいて救われました。だから、だから、私は斎藤さんの気持ちがわかるんです。いいえ人の気持ちがわかるなんて傲慢なことは言えませんが少しは理解できるんです。

県議員86人自分を応援してくれた人も含めて全員に否定されても微動だにせず前を向いていた姿、高校生の手紙に目を潤ませていた姿。9月から本日にかけてずっと記事を追いかけずにはいられませんでした。

斎藤元彦さんの好きなところ

「泣きそうになった」を「感情がこみ上げた」と言い換える。人前で泣いてはいけないと多分思ってる。目を潤ませることはあっても涙をこぼすとか号泣は絶対にしないと耐えている感じがする。辛い時は我慢せず泣いてもいいんだよという考えがあり私も一定の賛同をしますが、どうしても私は我慢強い人間を好ましく思います。

・結構挫折されてます。中学受験に失敗し愛媛留学、大学受験は一浪して東大へ、留年もされてます。在学中に実家の製造業が不況に遭い家計が悪化、中退も考えたが奨学金を受給し学生生活を続けることができた。私も育友会奨学金を受給していました。挫折の多い人は好ましく思います。

・政策は若者支援を強調。家の収入のために十分な教育が受けられない子供がいてほしくないと私も思っています。税金を箱ものよりも直接県民に還元する政策を強調。よその県のことなのに私、兵庫の県政の方が詳しくなっています笑。

・私が読んだり聞いてきた限り個人の名前を出して悪く言ったことない。どうしてもマイナスな面を言わなければいけない場合は必ず良い面もセットで伝えてフォローしている。「元局長と副知事は元々気安く喋る関係だったんですが、」とか。

・命をかけて利権に切り込んでいる。勇気ある人を私は好ましく思います。

・政治家にしては珍しく声を張り上げる感じではない。訥々と語る。ライブで声が小さいと言われてる時もある(日中の活動でお疲れなのかもしれません)。声を張るのはここぞという時だけ。「斎藤か、斎藤以外か。私は絶対に負けるわけにはいかない!」。石破茂さんの総裁選決戦演説でも思いましたが、ふだん静かな人のここぞという時の声の張り方って滅茶苦茶心を鷲掴みにされます。

・Iさんのような激しい人(笑)から激しく攻撃されても返しが冷静沈着。Iさん嫌いではないんですけどね、なんか可愛げがあるから笑。

・政治家にしては正直すぎて不器用に思えます。しかし正直で不器用な人を私は好ましく思います。

・何かへまをした時に辞職をして責任を取るやり方が私は好きではなく、マイナスをせめてゼロに戻してから辞めて欲しい。だから失職再出馬を選んだ斎藤さんの選択を好ましく思います。(申し添えると、どうしてもどうしても死を選択するほど辛いなら逃げてもいいとは思います)

・自分が正しいと思うなら議会解散しないのはおかしいとの声もありますが、そうしなかったのはお世話になった人に迷惑かけたくないから、議員選挙で税金を使いたくないから、じゃないかとあくまでですが想像します。そういう気遣いができる人を好ましく思います。

・ふだんの彼を知る奥さんや昔からの友人にも応援されている。本当に嫌な人だったら離れてます。

・姿勢がいい。御辞儀の仕方がきれい。

・司馬遼太郎が好き。大バッシングの渦中「世に棲む日日」を読み自分を高杉晋作になぞらえて耐えていたとのこと。このエピソードを聞いて、小説や芸術は実際に人を救う力があるとまざまざと感じました。


まだまだあるんですがざっとこれだけ揚げました。これまでの人生こんなに心震える政治家に出会ったことがなかった。申し添えますが私「右」でも「左」でもないです。石破さん首相を続けて欲しいと思ってます。演説に感動しましたしこんな短期間でトップが変わったら海外の信用失います。

斉藤さんの駄目だったところもあると思ってますが、職員とのコミュニケーション不足については自分でも反省してると仰ってますし、辞めないで再出馬してくれて本当によかった。多くの人が「マスコミの報道を鵜呑みにせず自分の目で見て聞いて知って考える」きっかけを作ってくれましたから。

11月1日(金)、告示翌日の読売新聞朝刊29面の記事。てっきり自民が応援する稲村氏を最初に持ってくると思ってましたが、斎藤さんトップでいちばん紙面を割いて書いてくれていました。応援の熱気がすごいので今日のところはまず斎藤さんを載せないとあかんと判断されたのかもしれませんが、公平な報道うれしかったです。