スクラムフェス三河2023に参加&登壇してきました!
2023/9/15~16に開催されたスクラムフェス三河に参加してきたので、参加&登壇ブログを書いていきます!
プロポーザル提出から参加まで
スクラムフェス三河への思い
スクラムフェス三河の実行委員長であるまつしゅーさんとの出会いがあり、人生に大きな変化がありました。ということで、スクラムフェス三河には特別な思いがあって、絶対に参加したい、登壇したいと思っていました。
プロポーザルのSubmitからAcceptまで
スクラムフェス大阪への登壇などが重なったり、仕事の影響もあって精神状態があまり安定せず、なかなかプロポーザルのブラッシュアップもできませんでした。
コミュニティへの感謝を届けられるセッションにできたら良いなと思って書いたものの、自分としては、あまり納得している内容ではない、という状態のままでした。が、ありがたいことにみなさんにlikeを頂き、登壇する運びとなりました。(そんな状態で出してしまったことをずっと後悔していました。このあたりの話は別途noteに書こうと思っています)
登壇駆動学習
上記のような状態で出してしまったからか、資料作成を始めましたが、全くもって、マズい内容。普段お世話になっている方々に対してめちゃめちゃ失礼な言い方をしている。自分勝手な主張を述べているだけで、これをセッションで発表するのは良くないと思いました。そこで、アジャイルコーチの方々に急遽アンケートを取らせていただきました。もっと前に質問を出す予定が、私がインフルエンザを罹患していた影響で直前の土日跨いで月曜日締め切りという3日間なのに回答いただけたみなさんには感謝しかありません。そして私が10年以上大切にしていた価値観をたった1週間でアンラーンし、発表当日を迎えるという何とも奇妙な体験をしました。
この辺り、Layer Xの松本さんが登壇駆動学習と呼んでいるものそのものだなぁとは思いました。(直前1週間というのはともかく)
えわさんから現地チケットを提供
私は今回オンライン登壇のため、本来はオンラインでの参加となる予定でした。しかし、えわさんが体調を整えたい、との理由で私のオンラインチケットと現地チケットを交換してくれるという何と素晴らしい提案をしてくれました。少し悩んだものの、やはり現地に行きたかったので、交換していただきました。えわさんありがとう!
えわさんから頂いた現地チケットを有効に活用するために今回は気合いを入れて全力で楽しもう!と心に決めて当日を迎えました。
さぁ、スクフェス三河2023Day1ですよ!
三河に向かう
当日の朝早起きして資料修正していたため、眠気MAXでしたが、新幹線の中でも資料修正に追われていました。こんな資料作成ばかりやっているスクフェス参戦は初めてでした。眠かったけど、結局寝ずに豊橋まで到着してしまいました。
豊橋の駅直結ホテルアソシア豊橋が良い
到着後、すぐにホテルアソシア豊橋にチェックインしました。宿泊費もそこまで高くない上に駅直結でアクセスも良く、かなり綺麗なホテルでした。あまりスクフェスブログで私がホテルに言及することは無いのですが、おすすめだったので、スクラムフェス三河にご参加の際にはこちらご利用ください。
emCAMPUS STUDIO入り、受付
ホテルを出発し、現地に向かう途中、 Fearless Changeの読書会を一緒に進めている仲間のmitsukawaさんと会いました。福岡ぶりの再会だったので一瞬躊躇いながら、あれ?mitsukawaさん?とか言ってる自分が面白かったです。
現地ではメープルさん、おがさわらさん、りささんなど、何度もお会いしている方々に迎え入れられ、「我ながら入り浸ってるなー」と思いました。
<せっかくなので、98lerrさん、ことねさん、piroさん、mitsukawaさん、小泉さんと一緒に出しているのFearless Changeの読書会についての話をRSGT2024のプロポーザルを宣伝しておきます!聞いてみたいなと思った方はlikeお願いします!>
オープニングとキーノートを聴きにCLUEへ移動
受付はemCAMPUSであるものの、オープニングとJoe JusticeさんのセッションがCLUEで実施されるため、そちらに向かいました。マスク着用を推奨されていましたが、持ち合わせがありませんでした。ことねさん、パウリさんとファミマにマスクを買いに行きました。
司会のkenzzzzzyさんtamagoさん、お二人とも初対面だったのですが、お二人が私のところまで来ていただいて声をかけていただけて嬉しかったです。kenzzzzzyさんはふりかえりカタログのMiro化を一緒に作業している仲間なので、三河でとてもお会いしたかった方の1人でした。
<ということで、黄色い森さん、98lerrさん、kenzzzzzyさんと共にふりかえりカタログのmiro化についてのRSGT2024のプロポーザルを宣伝しておきます。聞いてみたいなと思った方はlikeお願いします!>
スポンサーセッション
CTCさんとDENSOさんのセッションでした。CTCさんのセッションは日本語を英語にしただけのローマ字ですべっているような雰囲気が現地であったのに、なぜかDiscordが盛り上がっているという不思議な状況で面白かったです。DENSOさんのセッションは豊橋の名産品、松平健が面白かったです。
Keynote : Joe Justice - Agile at Tesla and SpaceX.
まず、そもそもJoe Justiceさんを呼んで登壇してもらおうって、実行委員が凄すぎます。尊敬しかない。
Joe JusticeさんのKeynoteが始まる前の川口さんと矢田さんの寸劇が最高でした。また、マイクトラブルなどに迅速に対応している実行委員の方々もさすがだなぁと感心してました。
ざっと、感想を書いておきます。(発表内容に関する詳細な感想は別途)ハードウェアもモジュール化してインターフェース決めればアジャイルに開発できるよね?って話なんですが、率直な感想として、分かる。でも、分からん。と言う感想でした。終わった後、他の方とも話しましたが、その感想にみなさん共感、一様に「分かるためにTesla見学したい!」と話していました。本当に同じ地球上の話なのか?と思うほどすごい話でした。
Day1の夜は一階の中華!
RSGTではおなじみ(らしい)、一階の中華。まさかの豊橋でも一階に中華が存在していました。
この日は比較的初めましての方とお話しさせていただく時間が長かったです。お話しさせていただいたみなさん、ありがとうございました!
そういえば、今回のスクフェス三河の懇親会は「人と人をつなぐ」と言うのを私のテーマに置いていました。スクフェス福岡やスクフェス新潟ではみなさんに飲み会に連れ出してもらい、たくさん知り合いが増えました。新潟では私自身が知り合いを知り合いに紹介したいなーと思いながらも思った通り動けずちょっと反省の念がありました。後悔をしないために、今回はそのようなテーマを掲げていました。初日から人に人を紹介する、という動きも多少できたので良かったです(完全に私が勝手につないでいるだけなので、身勝手である自覚あり)。
中華後、Joeと共に写真を撮りました。実は私はCSMをJoeの研修で取得しているので、その話もしました。
今日も気合い入れていくぞ!Day2!
※各セッションの詳細な学びは別途まとめたいなぁと思っていますので、ここではさっと触れる程度で。
Yusuke Amano - アジャイルな組織を作るために開発チーム作成ガイドを書いた話
サイボウズの天野さんのお話。長年スクラムマスターを職能としたり、組織の仕組みづくりに取り組んでいる天野さんの取り組みは本当に洗練されていて素晴らしいなと思いました。学びが多すぎて朝から11時の時点で疲労マックスになったのが良い思い出です。
Sho Kitawaki - 小さなチーム内勉強会からアジャイルを推進する社内組織の発足に至るまで 〜Fearless Changeのパターンでふりかえる組織アプローチの成功/失敗〜
天野さんのセッションの疲労感で出遅れてしまったのですが、途中から参加しました。勉強会の録画を公開するという手法で上位マネージャーに共有するという方法が全く私の想像のはるか上をゆく考え方だったので、目から鱗でした。
takehito koizumi - チームに協働の意識を芽吹かせる合宿のススメ
いつもお話しするメンバーの1人の小泉さんのセッション。小泉さんのセッションは毎回面白いので楽しみでした。「そもそも合宿って意味あるの?」派でしたが、セッションを聞いて、これは合宿やりたい!と思える内容でした。合宿に少しでも興味がある方は動画公開されたらぜひご視聴ください。
鈴木万治さんとtrebyさんとランチ!
スクフェス三河2022のキーノートをお話しされた鈴木万治さんがお一人だったので、お声がけさせていただき一緒にランチをいただきました。子育ての話など、DENSOさんやスクラムと全く関係のない話でしたが、学びがあったので書いておきます。
子供は行動に理由がない。大人は行動するのに理由をつけるが、子供にはない。大人は子供の頃の記憶に対して後で理由づけをしている。
子供には子供なりの生き方がある。それを大人が必死で押し付けようとしても子供には届かない。
まつしゅーさんに感謝しているという話をしました。感謝はどれだけしても良いのだから、感謝の関係性を大切にしたほうが良い
また、この後ちょうど通りかかったまつしゅーさんに声をかけたのですが、万治さんの前で背筋が伸びているまつしゅーさんが私的にはかなりツボでした。
さぁいよいよ登壇!
オンライン登壇のつもりだったで、1人寂しく発表するつもりでした。直前にnacoさんから、「オンラインのセッションはどこで見れば良い?」と質問されたので、「せっかくだから横で見てて良いですよ」と伝えました。実際、オンラインの部屋は4~5人ほど入れる部屋だったので、特に問題ないことを実行委員に確認し、横で見てもらうことになりました。
他にもたくさんの方に来ていただいて、オンライン登壇なのに現地登壇っぽい雰囲気になりました。1人で発表する寂しさはよく知っているので、どれだけ救われたか。本当に来ていただいた方々には感謝しかありません。
流石に4回目の登壇になるのであまり緊張はせずリラックスして臨めました。最後の謝辞を述べるところで、感謝を伝えたいまつしゅーさん本人がいるとは思ってなかったので、お恥ずかしいことに大の大人が泣いてしまいました。
Chifuyu Tajima / Toru Takeuch - スクラムマスターのためのコーチング講座
毎回、登壇後はあまり聞いてるだけだと頭に入ってこなくなる習性があるため、ワークショップがいいなと思い、参加しました。特にリフレーミングの話は非常に体験が良く、言葉一つとっても人によって印象が違うということを理解しました。「誰もが正しい、ただし部分的に」。こんな些細なことでも違うというのは学びでしかありませんでした。
Manji Suzuki - シン・CASEとHardware/Softwareづくり ~クルマ業界が気づくべき勝ち筋~
電気自動車の不都合な真実など、大変面白いセッションでした。今の日本の車業界に必要なこと、課題と向き合うためにすべきことなどが詰まった、大変興味深く考えさせられるセッションでした。Joe Justiceさんのテスラのキーノートに始まり、昨年キーノートのDENSOの万治さんの流れでクロージングは最高すぎました。胸熱セッション間違いなしなので、一緒に合わせてみてもらいたいなと思いました。
クロージングセッション
この時間、毎回寂しい思いに駆られます。
実行委員の皆さん本当にありがとうございました!!!!
最後に記念撮影。この時間が本当に好き。みんなが集まって一体となって素敵なコミュニティが作られている。それを実感できる瞬間がこの写真撮影の時間だなぁと思います。
懇親会!!!さぁ、本番ですよ!
1次会はemCAMPUSの一階にあるビアガーデンに行きました!2次会はその後は・・・あれ?どこだっけ?
会話の中で生まれた野生のOSTのテーマを記憶の断片から切り出していきたいと思います。
小泉さんの合宿の話が最高に面白かったという話。
私のセッションが直前に書きかわった話
新潟の実行委員長じゅんぺーさんが熱いという話、スクフェス新潟の食事が最高だし、街に繰り出してからも最高だという話
私の福岡のセッションを聞いて勇気が出たとおっしゃっていただいた話。これは本当に嬉しくて、誰かの役に立ったら嬉しい、と思ってコミュニティに参加しているので、そのような言葉を初対面の方から言っていただけるのは嬉しすぎました。
ムービングモチベーターズの話。自分の認識のモチベーションと他の方から見たモチベーションの違いが存在している話など、とても興味深かったです。
mitsukawaさんが読書会で私の話を聞いてとても刺激を受けて、行動に変化を起こしている、という話。私もスクフェス大阪で話したように読書会で自らの考え方が改まったように、お互いに支え合っているというのを改めて実感した話でした。
trebyさんとお互い距離が近づいたというお話。trebyさんと初めてお話した時、私から見たtrebyさんはクダを巻いた酔っ払いだった。と伝えたこと、逆にtrebyさんから見ると、話を聞くときの態度が冷たくて怖いと感じた、という話(自覚あり)。お互いに少し距離を取っていたところから徐々に仲良くなったという楽しい話が出来ました。
二次会に向かう途中、パウリさんとお話して、パウリさんと一番会ってるかもしれないという話をしました。とても距離が近くなって嬉しいという話をしました。
二次会。。。ほとんど記憶が無くなってしまいました。。。
新幹線!3次会!
新幹線で3次会をやろうということをXでパウリさんと約束していたので、実行しました。KAGの小糸さんもお誘いして一緒に3人で帰りました。
帰りに新幹線で小糸さんの発表動画を小糸さんの横で見るという謎の実績を解除しましたw
Discordに人が集まっていたので、Discordに入りました。えわさんとお話した記憶はあるのですが、ほとんど記憶が・・・。パウリさん、小糸さん、迷惑おかけしてたらごめんなさい。
まとめ!スクラムフェス三河は最高だった!
RSGT2023から始まったスクラムフェスの旅2023の集大成と位置付けていました。今までコミュニティに支えられ続けてきた思いを少しでも還元したいという私の気持ちに整理をつけられた、そんな風に感じられた二日間でした。ほんの少しでもコミュニティに貢献できているんじゃ無いかという実感を感じられるようになり、与えられるだけだった自分が少し成長できた、そんな風に思います。
もちろんこれからもスクラムフェスには参加すると思いますが、少しずつ大人になった私を垣間見てもらえるような関わり方をしたいなと思っています。(この辺りはまた別のブログで)
最後に、えわさん、本当に現地チケットありがとうございました!ちゃんとえわさんの分まで楽しんできました!