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【創作小説】『悪党たちに捧げる挽歌』あらすじと人物紹介
【あらすじ】
大学図書館で司書として働く手塚彰宏《てづかあきひろ》には秘密があった。幼少の頃の衝撃的な体験から、人を殺したいという衝動を抑えられない。選んだ獲物を求めて夜の街を歩く。
鳴瀬史郞《なるせしろう》は物心ついたときから訓練を受けたプロの暗殺者。ストイックに仕事をこなす完璧主義で、これまで仕事で失敗したことがない。あるとき、鳴瀬のターゲットを手塚が仕留めてしまうことで、運命の車輪が回り始める。
【人物紹介】
手塚彰宏(34)男性 178㎝ AB型
大学図書館の司書。論文校正や英語翻訳なども手掛ける秀才。誠実で人当たりがよく、女性スタッフには想いを寄せているものも多い。
幼少期の出来事がきっかけで、人を殺すことでしか自我を保てない。愛用の武器はペン型の鉄針。
夜は軽薄な遊び人にイメージを変えて獲物を探す。利己的だが思いやりがある一面も見せる社会に溶け込むサイコパス、快楽殺人鬼。
鳴瀬史郎(36)男性 180㎝ A型
オフィス機器販売会社の契約事務担当。仕事ぶりは真面目で、書類のミスを逃さない。
裏の顔は「天狼」の特級ランクの暗殺者。これまで仕事をしくじったことはないが、手塚に邪魔され経歴に泥を塗られたことを腹立たしく思っている。
朴訥として感情をあまり面には出さない。天狼の用意した偽装家族の妻子と暮らしている。
蜂谷昴(23)男性 168㎝ B型
大学生。夜の街で手塚と偶然出会う。一夜の情事が忘れられず、手塚を探している。
父親との確執を身体の関係で癒す歪んだ一面を持つ。
鳴瀬諒子(32)女性 160㎝ O型
鳴瀬の妻。過去に虐待をした母を刺し、ドラッグで身を持ち崩した経験がある。瀕死の状態を組織に拾われ、鳴瀬の偽装妻を務める。
夫に愛は無いと信じていたが、次第に惹かれていく。
鳴瀬京平(5)男性 98㎝ O型
鳴瀬の息子。訳ありで組織に拾われ、史郎と諒子の子として育てられる。両親が偽りの家族とは知らない。口数が少なく、物分かりが良い。きつねとおおかみの絵本が好き。
吾妻柊二(52)男性 177㎝ B型
池袋レトロ喫茶九番街のマスター。サイフォンで淹れるコーヒーが自慢で、内装にもこだわりがある。天狼の任務を鳴瀬に下ろしたり、必要資材や情報を調達するコーディネーター。
綾野喜久子(28)女性 158㎝ B型
大学図書館で派遣司書として勤務。同僚の手塚に密かに想いを寄せている。小説を書いており、雑誌に投稿している。
小見山誠司(48)男性 182㎝ A型
シリウストレーディング社CEOで裏の顔は天狼日本支部のトップ。エリート家系に生まれるが、父を自殺で亡くし、母の歪んだ愛により人格が形成される。敗者を許さないことが信条。
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悪党たちに捧げる挽歌 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16817330655041518226