裸足ランニングによる足への負荷
昔この本を読んで衝撃を受けた
ヒットした本なので読んだ方も多いと思う。物語としても面白いのだけれど科学的なエピドードが盛りだくさんでこの部分も面白い。
なかでも衝撃を受けたのは「ミッドソール(足底のサポートがしっかりしている)のランニングシューズでも、怪我の予防ができるという科学的証拠は無い」という部分(一部うる覚え)
これを読んで感銘を受けて、今でも薄底の、いわゆる「裸足感覚シューズ(ミニマリストシューズ)」でランニングしている。走り始めた頃は足首が痛くなったりして苦労した。踵着地から前足部での着地に変化しなければならない。
現在は駅伝で話題になったように、逆に足のバネを推進力に変えるようなシューズも流行している。
現在のランニングシューズの理解はどのようなものだろう?と調べてみた。
【勝手に要約】30分のランニングでの衝撃加速度ど裸足感覚シューズと従来のシューズを比較した結果、衝撃加速度は裸足感覚シューズで増加した。
【勝手に要約】従来のランニングシューズから裸足でのランニングやミニマリストシューズへの移行に関連した傷害は、経験豊富な高齢のランナーは最初に裸足でのランニングを始めたときに踵から前足部への移行能力に限界があるかもしれない。成熟したランナーは、ミニマムシューズや裸足でのランニングを始める際には注意が必要。
【勝手に要約】8週間の裸足トレーニングの後、足底支持力の増加がみられた
【勝手に要約】裸足とシューズでのランニングの比較では前脛骨筋(TA)、長腓骨筋(PL)、腓腹筋正中筋(GM)、ヒラメ筋(SO)、側方広筋(VL)、大腿二頭筋(BF)の動きが違う
・・・(´・ω・`) 裸足、ミニマリストシューズ、ミッドソールシューズ どれを選択してもリスクは一長一短あるなと感じた。今までのシューズから大きく形態が異なるシューズに移行する際は注意が必要(走り方を変える必要があるかもしれない)