法人登記申請までの...
この経験を活かせる次の機会はあるんだかって感じですが、法人作るための事務手続きってやっぱり大変だなー。。。って思ったので、備忘として残します。
カテゴリ
頭の整理やら状況判断に関すること、世の中の動向やら風刺チックなのもここかなぁ
要約
結論だけを言ってしまえば、「何事も経験してみないとね」って思う人にとっては、何があっても自分でやるべきことかなと思うし、実務的なことだけを優先するなら、誰かにマルっと投げた方がはるかに合理的です。
自分の場合は、前者だったので苦労にも意味があるかなと思いました。
簡単な変遷
他の方に聞いたり、ネットで見たりして「マネフォその他のクラウドで設立系の色々サポートしてくれる」と認識
会計ソフトを弥生にしようかなと思ったので、弥生のかんたん会社設立使ったらいいかも、となった
法人設立ワンストップサービスの存在と、実は弥生がそのAPI利用した連携に対応していることを把握した。お、いい感じかも?
何やるにもマイナンバーカードが来ないと話にならないので、10月初に申請したマイナンバー到着を1.5ヶ月待った
マイナンバー来たので、その後、オンライン申請に必要な、ソフトやら何やらを片っ端からインストールしつつ、とりあえず、定款認証手前まで来たので、弥生の指示に従って、公証役場に事前連絡
色々あって、結局、弥生のかんたん会社設立使うの断念。。。
でわ、と法人設立ワンストップサービス使ってみようと、33ページの入力を進めてみたが、色々分からないことが多すぎて、申請手続きやる気が起きず。
オンライン登記の老舗、「登記・供託ねっと」アプリで法人登記申請を済ませる。。← 今ここ
これが済んだら、7をやり直して、登記済みの状態からのワンストップ各種を進めよう。。。税務署他
色んなそもそも
デジタル庁施策+クラウド進化
これは、絶賛対応中なので、同じ「法人設立ワンストップサービス利用」でも、各種サービス利用でも、サービス側の進化+オペレーションの追い付いてなさを考慮しながら、試行錯誤を進めるしかなさそう
定款認証
今回は株式会社設立にしたので、定款認証が必須だったわけですが、オンライン申請系と相性がいいのは、「定款認証と法人登記の同時申請」です。2022年12月現在。
これを実現するには、
電子署名やPDF化等々について、申請者自身がちゃんとこなせないといけない。。これはまぁ当然なのですが、
公証人の方も同様に、オンライン申請系に詳しくないといけない。。。
(恐らくですが)法務局の受付担当者が詳しいかどうかについても、ある程度想像をしなければならない。
上記を色々踏まえると、流行りものに飛びつくのはやはり色々危険なようです。。。
マイナンバーカードと電子署名
PDFを作ること自体は、これだけペーパレスが進んでくると、わざわざ有料版Acrobatを買わなくても、それなりに対応できます。
また、マイナンバーカードの読み込みも、NFCタグ読み込み可能なスマホがあれば、ICカードリーダーをわざわざ買う必要もないです。
。。。が、本当にそれで済むかどうかは、「やってみないと分からない」です・・・。
少なくともIT屋の端くれである私が、ある程度仕組みを理解していても、果たしてこのソフト群とデバイスだけでいろんな電子認証できるんだろうか。。は、机上では自信持てませんでした。
やってみてのトラブルはほとんどなかったのですが、ネット情報だけで自信満々になれるほどのものでもなかったです。
色々変なもの買わされるのももったいないですし、もうちょっとこう。。。いいご案内方法ないものか、と思っちゃいます。
結局何をどこに出すんでしたっけ?
弥生のかんたん会社設立の場合、ステップごとの流れがあって、
まずは定款出してみる
定款事前確認をしてもらう。テレビ電話方式での定款認証をお願いすることが前提
電子署名した各種書面の準備
定款認証と法人登記の同時申請を「テレビ電話方式での定款認証」日に実施。そうしないと、24時間以内設立対応に乗っけてもらえない
その後、法人口座開設やら税務署申請やら順番に。
と、流れを教えてくれるのですが、他のオンラインシリーズは、流れも何も教えてはくれません。登記してから口座作るとか税理士契約だと言ってるのに、マイナポータルのヤツは、全部入力しないと登記申請自体ができないし、中途半端な情報でも各所に送られるため、やり直し等が多数発生するに決まっている。。って感じです。
この辺りは、法人設立ワンストップサービスの方で、ワークフローやステータス管理系の改善をお願いしたいところではあります。まぁ、そのうち改修されそうな気はします。
やってみての感想ここまで
やってみることは大事
もう、本当にこれにつきます。ただ、だから日本の業務オペレーションはダメなんだと思いますが。。
オンラインでの定款認証
合同会社の場合は定款認証が要らないので、ネット情報だとここにハマる人が少ないのかもしれないのですが、
紙定款で認証、認証後に紙で法人登記
電子定款で認証、認証後に紙で法人登記 ← あるのか知らないですが、パターン的にはありそうです。
電子定款で認証、オンラインで同時に法人登記
電子定款で認証、認証後にオンラインで法人登記
後者2つの差を理解するのが、中々に難しかったです。自分の場合、公証役場へ行くこと自体は徒歩圏内だったので苦じゃなかったこともあり、郵送を何度も挟むやり方は、それはそれでなんだかなと思ったりしました。
公証人の方も、TV電話をとても面倒そうにおっしゃっていて、じゃあ、「近いから対面でいいです」と言っちゃったのですが、これが運の尽きでした。。。この瞬間、弥生さんさよーならー。です。
一発では分からん
最初の「やってみることは大事」にもつながるのですが、同じ文章を読むにしても、ハマった事実があれば、その文章が本当に伝えたいニュアンスが分かるのですが、初めて読む分には、重箱の隅表現が多く、ツボが分かりません。。。
意外とネットに情報はない
特に、法人設立ワンストップサービスに関しては、2021年に登場した割には、使いこなしている記事がなく、「申請画面」とか「進捗状況」の例自体がほとんどないです。
そしてWindows
登記・供託ねっとなる、Windowsアプリをインストールしないといけない世界には閉口します。。。
ただ、結局、今回は全面的にこれにお世話になっており、
きっと、窓口側の人も、まだこれにしか慣れていないのではないかと思います。弥生経由で差し戻し必要とかの事態になったら、サポートのたらいまわしスゴそう。。
まとめ
まだ登記終わってないのですが、多分登記までは何とかなることは分かりました。少なくとも電子定款は認証済みなので。
引き続きハマっていこうと思います。