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三つの百名山の下を大編成の電車が走る   中央東線 日野春~小淵沢

 今回は、幹線を走る大編成の鉄道写真を紹介します。中央東線の小淵沢 付近には長坂のカーブという有名撮影地があります。八ヶ岳をバックに迫力ある大編成の写真が有名です。私は、小さな車両がチンタラ走っている所が好きなのですが、有名写真を見て素晴らしいと思う事も事実で、撮影地を 訪れて、有名写真がどの様に撮影されたかを、想像する事も好きです。
  同業者が集まりにくい正月なら、ゆっくり撮影地観光できると思い、  2022年の1月2日に出かけました。誰もいなかったので、撮影方向を ゆっくり観察できましたが、構図が望遠のみの一つしか取れない所で、望遠が嫌いな(持ってない)私には縁の無い所でした。しかし、沿線を歩いて いると百名山が次々と現れ、目を奪われ続けました。そのうち、三つの山を鉄道と一緒に撮影する事が出来ました。雄大な山には、大編成が良く似合います。

1 甲斐駒ヶ岳 

  私が登った山で一番カッコイイと思う山です。

<E353系 2022年  日野春~長坂にて   40mm相当  F8   ISO200>

車輛が日陰で暗くなってしまいましたが、山がメインならこっちの方が遠近感が出ていいのかな。

 鉄道写真では編成が全部入らないといけないらしいです。こんな感じ。

<211系 2022年  日野春~長坂にて   35mm相当  F8   ISO200>

誰が決めたのか知りませんが、どうでもいいです。私は気になりません。

 甲斐駒ヶ岳があまりに素晴らしいので、別の場所で撮影したアップで。

<甲斐駒ヶ岳 2022年  日野春~長坂にて  67mm相当(トリミング) F8  ISO200>

右下から山頂に向かって延びている雄大な尾根が、「日本百名山」で著者の深田久弥が「日本で一番つらいルート」と書いた標高差2200mの黒戸尾根です。山頂への大岩壁は、どうやって登るのかと思ってしまいます。
また、歩いてみたい。

2 八ヶ岳 (三ツ頭・権現岳)

 この区間を象徴する風景のメインとなる山です。長坂方向へ移動して撮影しました。

<211系 2022年  日野春~長坂にて   25mm相当  F8   ISO100>

 山が小さいので、なんちゃって望遠で撮影します。

<211系 2022年  日野春~長坂にて   135mm相当  F8   ISO100>

好きな写真ではありませんが、八ヶ岳が良く分かります。大きな山塊なので写っているのは、最南部の三ツ頭から権現岳の稜線の様です。最高峰の赤岳は右奥に少しだけ頭を出しているピークでしょうか。

 名撮影地の裏側に移動しました。

<E353系 2022年  長坂~小淵沢にて   35mm相当  F8   ISO400>

3 富士山

 盆地の端の谷間にもかかわらず、富士山までもきれいに見通せる、奇跡のポジション。

<211系 2022年  日野春~長坂にて   75mm相当  F8   ISO100>
<211系 2022年  長坂~小淵沢にて   135mm相当  F4.5 1/180 ISO800>

朝からの撮影も日が暮れてきました。富士山に夕日が当たってきれいです。
寒いです。この辺でしまいにしましょう。

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